和音の動きの面白さは両翼配置の方が好ましく、ステレオ再生の醍醐味だ。一点一画をおろそかにしない、何ものにも揺るがない安定感と古いスタイルながら純粋にスコアを再現した音が、本盤には一杯詰まっている。 ...
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GB COLUMBIA SAX2364 オットー・クレンペラー フィルハーモニア管弦楽団 ベートーヴェン 交響曲3番「英雄」
この曲の代表的な演奏として最も名高い1959年録音。どっしりとした低音が曲全体を支え、1955年のモノラル録音と較べても、悠揚迫らぬテンポが雄大なスケール感を生んでいます。 ...
FR COLUMBIA FCX915 FCXS916 オットー・クレンペラー エリザベス・シュヴァルツコップ ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ フィルハーモニア管 ブラームス ドイツ・レクイエム
怖じけずに前進しよう。クレンペラーの磨き抜かれた目が、ひたすらブラームスを凝視しているのではと思えてならない。レコードがオーケストラを育てた時代。 ...
GB EMI SLS955 オットー・クレンペラー エヴァンス グリスト ゼーターシュトレーム ベルガンサ バキエ ニュー・フィルハーモニア管 モーツァルト フィガロの結婚(全曲)
モーツァルトの音楽と結びつけて考えられているもの全てを徹底的に排除してしまっている。《フィガロ》を今までに一度も聞いた事が無かった気になってしまう。 ...
GB EMI ASD2697 オットー・クレンペラー フィルハーモニア管弦楽団 ワーグナー 管弦楽曲集 第3集
全ての音に漲るエネルギーが尋常ではない。迫力満点で極限的なスケールが終始維持されている上に、透明で深い静謐感を持った弱音も意味深く、ここで繰り広げられている音楽世界に陶然とすることしかできない。 ...
GB COLUMBIA SAX2347-8 オットー・クレンペラー フィルハーモニア管弦楽団 ワーグナー 管弦楽曲集
夥しい数の正に基準となるようなレコード。一音一音が耳に突き刺さってきました。この気迫の籠った快演は聴き手に感動を与えずにはおきません。オリジナル。 ...
GB COLUMBIA CX1574-75 オットー・クレンペラー ノルドモ=レーヴベリ ルートヴィヒ クメント ホッター フィルハーモニア管 ベートーヴェン 交響曲9番 エグモント序曲
確かに古いスタイルながら純粋にスコアを再現した音が一杯詰まっている。こういうレコードはヴィンテージのかおるオーディオの再生音が良く似合う。 ...
GB COLUMBIA SAX5269 オットー・クレンペラー ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 シューマン 交響曲1番《春》 マンフレッド序曲
クレンペラー持ち前の素晴らしい造形力でシューマンが持つロマン性を遺憾なく発揮させ、本質を見事に抉りだした。自分の思い通りにオーケストラをドライブするという技術において、クレンペラーの右に出る者はいない。 ...
GB COLUMBIA SAX2398 オットー・クレンペラー フィルハーモニア管弦楽団 メンデルスゾーン 交響曲4番「イタリア」 シューマン 交響曲4番
メンデルスゾーンの軽やかなイメージを覆したクレンペラーならではのアプローチによる演奏。シューマンも曲から深遠な神秘性を引き出した感動的内容です。 ...
GB COLUMBIA SAX2485 アニー・フィッシャー オットー・クレンペラー フィルハーモニア管弦楽団 シューマン リスト ピアノ協奏曲
クレンペラーもやり甲斐があっただろう。緊張感の高さでは随一。作曲家が楽譜に期待した以上にピアノの魅力を演奏にしっかりと滲ませてくる。ピアノを知り尽くし、ピアノを活かしきったアニー・フィッシャーとの共演。 ...