革ジャンをスタイリッシュに決めて、節目がちに何を思うのか。豊かな色彩感覚、リズムの多様性の無類の見事さは言わずもがな、内面にも鋭く迫っていて音楽的な表現の面からも満足できる演奏だ。 ...
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GB COLUMBIA CX1054 ヘルベルト・フォン・カラヤン フィルハーモニア管弦楽団 バルトーク 管弦楽のための協奏曲
カラヤンの独墺系以外の作品に対する巧さは他の独墺系指揮者では及ばない処。奏者の力量、指揮者との丹念緻密な音楽づくりが最良の結果を齎したものの一つ。 ...
GB DECCA LXT5524 ヘルベルト・フォン・カラヤン ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 リヒャルト・シュトラウス 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
戦時の残影との葛藤が感じられる点では、これもカラヤンにとってのリヒャルト・シュトラウスであり、ドイツ人指揮者の誇りがほつれるように見え隠れする。 ...
AU DECCA SXLA6169 ヘルベルト・フォン・カラヤン ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ドヴォルザーク 交響曲8番
豊麗・優美なウィーン・フィルの響きを生々しく捉えた王道デッカ・サウンドの真髄。オーケストラを信頼しきった芸術家本来の姿が感じられる。 ...
DE DGG 2531 262 ヘルベルト・フォン・カラヤン ムター マ ゼルツァー ベルリン・フィル ベートーヴェン ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重協奏曲
ダイナミック・レンジが大きい。他の指揮者ではなかなか見られないカラヤン流の演出。ムター、ヨーヨー・マ、ゼルツァーと若き演奏家を迎えた清々しい名演だ。 ...
DE DGG 2532 016 アンネ=ゾフィー・ムター ヘルベルト・フォン・カラヤン ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 メンデルスゾーン ブルッフ ヴァイオリン協奏曲
どちらもたった2回のセッションで録音されました。17歳のムターがカラヤン&ベルリン・フィルに臆せず立ち向かっていっている姿が彷彿とさせられる白熱盤。 ...
DE DGG 2720 068-32 ヘルベルト・フォン・カラヤン ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 メンデルスゾーン 交響曲1-5番
イエスキリスト教会が録音ロケーション。なかなか臨場感があり、カラヤンも颯爽とした時のもので、 推進力溢れるカラヤンの指揮が見事にマッチした演奏です。 ...
GB DECCA SET514-7 ヘルベルト・フォン・カラヤン ニコライ・ギャウロフ ガリーナ・ヴィシネフスカヤ マルッティ・タルヴェラ ウィーン・フィル ムソルグスキー ボリス・ゴドノフ(全曲)
華のない重量級のオペラ。なのに圧倒的な音響と熱狂に心奪われるのは、カラヤンの演奏だからなのか、他の指揮者は出来るのだろうか。展覧会の絵を遥かに凌駕する傑作だと確信している。 ...
GB DECCA SXL6067 ヘルベルト・フォン・カラヤン ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 モーツァルト 交響曲41番 ハイドン 交響曲103番《太鼓連打》
テンポは案外速くはありません。後の演奏と比べると確かにレガートの度合いは幾分控え目で、その分爽やかに、ややダイナミックに感じます。 ...
GB DECCA 5BB123-4 レオンタイン・プライス ジュゼッペ・ディ・ステーファノ ジュゼッペ・タデイ フェルナンド・コレナ ヘルベルト・フォン・カラヤン ウィーン・フィル プッチーニ トスカ
音による演出の巧者、カルショウ・プロデュースの“ラジオ・ドラマ”的オペラ。プライスとステファノの組み合わせが魅力的。それにスカルピアを歌うタッディの悪役ぶりはなかなか凄味がある。そして、カラヤンのドラマの構築がまた見事というほかない。 ...