100年後でも聴いて楽しいアナログ名盤レコード

オリジナル盤,LP,RECORDSOUND

2022年02月

楽器が放つ音に色彩や音量の変化を綿密に施していくカンポーリの音楽性は、縫い目のない布のような、トルソーの少女像が甘美な官能的なものに変化していく様な艶めかしさも感じられて脱帽もの。 ...

華のない重量級のオペラ。なのに圧倒的な音響と熱狂に心奪われるのは、カラヤンの演奏だからなのか、他の指揮者は出来るのだろうか。展覧会の絵を遥かに凌駕する傑作だと確信している。 ...

音による演出の巧者、カルショウ・プロデュースの“ラジオ・ドラマ”的オペラ。プライスとステファノの組み合わせが魅力的。それにスカルピアを歌うタッディの悪役ぶりはなかなか凄味がある。そして、カラヤンのドラマの構築がまた見事というほかない。 ...

冒頭のシンバルの音を聴いただけで凄い録音だという事が理解できる『オテロ』の代表的名盤。豪華なキャストとオーケストラと最高音質を誇った DECCA とくれば、否でも応でも注目だ。 ...

ここまで奔放に弾くピアニストはなかなか他には見当たらない。自分の興に素直に従いながらも一線を超え無い、故に奔放さの中に奥行きが生まれている。2枚組。 ...

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