LP時代には「小型ベルリン・フィル」などと評されレコード・ファンにお馴染みの録音。重厚で、味わい深く、卓越した熱っぽい演奏をお楽しみいただけます。 ...
2021年11月
DE DGG LPM18 114-5 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 フルトヴェングラー 交響曲2番
かつては駄作の一言で片付けられていた時代もありましたが、聴衆も成長し、今や着目すべき20世紀のシンフォニストとして復権を果たしたと言えそうです。 ...
DE DGG LPM18 857 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 リヒャルト・シュトラウス メタモルフォーゼン ヒンデミット ウェーバーの主題による交響的変容
斬新な響きの中に、主題がどのように工夫されて変奏されているかがよく分かるベルリン・フィルの豊かなアンサンブルが素晴らしく、陶酔する音楽を堪能できる。 ...
DE DGG LPM18 960 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 モーツァルト リヒャルト・シュトラウス 管弦楽集
明るさと、対照的な夜のような陰影を取り入れながらの、より繊細な表情が素晴らしい。作品自身の要求に応えた、このベルリン・フィルとの演奏の完成度は高い。 ...
FR VSM FALP30.031 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ベートーヴェン 交響曲7番
第2楽章は、ことによるとクレンペラーを凌ぐかもしれない。心の通いきったヴィオラ、チェロはこれこそ本当の精神の音で曲が盛上るにつれて感動の波が高まり昇華された涙の表現はフルトヴェングラーの独壇場である。 ...
FR VSM FALP30.038 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ベートーヴェン 交響曲6番「田園」
フルトヴェングラーの演奏はどれも緩急の差が激しすぎるがドイツの交響曲に対する彼の表現方法なのだろう。最終楽章は特有のアチェレランドで熱狂を味わえる。 ...
GB EMI ALP1281 ユーディ・メニューイン ジョン・プリッチャード フィルハーモニア管弦楽団 モーツァルト ヴァイオリン協奏曲
いずれも地味だが、なかなかの好演。やや固い締まった響きで音楽の運びはオーソドックスだが独特のバランス感覚を持ち合わせた演奏です。カデンツァは自作。 ...
GB EMI ASD290 ユーディ・メニューイン ユージン・グーセンス フィルハーモニア管弦楽団 ラロ スペイン交響曲 サン=サーンス 序奏とロンド・カプリチオーソ、ハバネラ
エキゾチックなグーセンスの解釈は破天荒で、メニューインの古典的様式感の手堅いヴァイオリン独奏が手綱を引き締めている体、面白いコントラストを聴かせる。 ...
GB EMI ASD2759 ユーディ・メニューイン エイドリアン・ボールト ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 メニューイン祝祭管弦楽団 ウィリアムソン バークリー ヴァイオリン協奏曲
音楽は楽譜に書いてある通り正確に音を出せばいいというものではなく、演奏者の人間性が、聴く者の心に深くこだまして納得感や感動という心の動きを作り出す。 ...
FR VSM 2C051-01.239 ユーディ・メニューイン ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ルツェルン祝祭管弦楽団 ブラームス ヴァイオリン協奏曲
フルトヴェングラーについては評判やレコードから十分な知識をもっていたので、彼の指揮による演奏がきっと異常な経験であろうと推測していた、メニューイン。 ...