古典作品を中心としたレパートリーを磨き上げキャリアを積んでゆく。カデンツァは今日あまり弾かれることがないヘールマンのもの。ブラームス・ファン、若いヴァイオリニストに聴いて欲しいと切望するレコードです。 ...
2021年06月
US WESTMINSTER XWN19057 ヴィクトル・デザルツェンス ローザンヌ室内管弦楽団 モーツァルト セレナーデ集
何の変哲も無いんだけど幸せが滲み出てくる世界。スイスの演奏家たちによる普段着のモーツァルト。これもまた、室内楽音楽の真髄を堪能するというものだ。 ...
US WESTMINSTER XWN18036 アマデウス弦楽四重奏団 ウィーン・コンツェルトハウス弦楽五重奏団 モーツァルト 弦楽五重奏曲
夢見心地のアダージョで詠嘆的な短調モチーフと、長調に転じて裏打ち伴奏音形にのって奏されるモチーフが対照的。規模、構成とも室内楽の域を超える傑作。 ...
DE DGG 2720 055 アマデウス弦楽四重奏団 モーツァルト 弦楽四重奏曲集
不朽の名演。いい意味で癖の強いものである。古典的な清澄さを美点に、ロマン的な傾向に発展させた、濃厚で、たいへん聴き応えのする演奏に仕上がっている。 ...
DE DGG 2531 368 ワルター・クリーン アマデウス弦楽四重奏団員 モーツァルト ピアノ四重奏1番 K.478、2番 K.493
モーツァルトがその生涯の絶頂期の作品で、極めて高い完成度と絶品の美しさを湛えたピアノ四重奏曲。この難曲の魅力を存分に引き出すことに成功している秀演。 ...
US DGG LPM18753 ヴォルフガング・シュナイダーハン ヤーノシュ・シュタルケル フェレンツ・フリッチャイ ベルリン放送交響楽団 ブラームス ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
〝名人芸〟を排した芸風をもつ奏者同士の共演だけに楽曲自体の内容が濃いブラームスが一層素晴らしい出来映え。室内楽的な協調ぶりは、他に追随を許しません。 ...
DE DGG SLPM139 163 ヴォルフガング・シュナイダーハン ワルター・クリーン ドヴォルザーク ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ リヒャルト・シュトラウス ヴァイオリン・ソナタ
シュナイダーハンの数あるディスクの中でも最もよく知られた名盤。ゼーマンとの録音から10年余りを経て、いっそう彫が深く、豊かな起伏と変化に富んでいます。 ...
DE DGG SLPM138 678 ヴォルフガング・シュナイダーハン ハンス・シュミット=イッセルシュテット ベルリン・フィル 北ドイツ放送交響楽団 モーツァルト ヴァイオリン協奏曲4番、5番
淡麗辛口。滋味というにふさわしい風味豊かなシュナイダーハンのソロとシュミット=イッセルシュテットによる伴奏の上手さが融合したモーツァルト演奏です。 ...
DE DGG LPM18 855 ヴォルフガング・シュナイダーハン ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲
両端楽章のカデンツァはシュナイダ-ハン一世一代の大熱演。この世紀の巨匠との共演盤は3種の録音中最も厳しく、最も燃え立った演奏として知られています。 ...
DE PHILIPS 6833 065 クララ・ハスキル イーゴリ・マルケヴィチ コンセール・ラムルー管 モーツァルト ピアノ協奏曲20番、24番
心をこめぬいた最愛のモーツァルトを得意とした名ピアニストをマルケヴィチがドラマティックにバックアップ。そのハスキルの死、約1か月前に録音された名盤。 ...