音場はワンポイント録音のような広がりがあり、ドイツ・グラモフォンらしいマルチ・マイク録音の切れもある。初期のデジタル録音の良さが出た優秀録音盤。 ...
2021年03月
DE DGG 2530 414 ヘルベルト・フォン・カラヤン ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ベートーヴェン 序曲集
ベートーヴェン生誕200年の前年、短期間で録音された劇音楽から序曲をまとめた一枚。カラヤンの手にかかると、どんな作品にもダイナミックなドラマが生じる。 ...
FR COLUMBIA FCX454 ヘルベルト・フォン・カラヤン フィルハーモニア管弦楽団 エリーザベト・シュヴァルツコップ ベートーヴェン 交響曲5番「運命」
若きカラヤンの颯爽とした指揮ぶりとフレッシュなオーケストラの健闘ぶりで有名。LP時代にはモノラルながら聴きやすい音質ということで高評価を得ていた。 ...
GB COLUMBIA SAX2260 オットー・クレンペラー フィルハーモニア管弦楽団 ベートーヴェン 交響曲6番「田園」
『田園』は、ステレオ録音では是非両翼配置の演奏を聴かれることをお薦めしたい。第1と第2ヴァイオリンが持続音を交互に受け渡されるところや、主旋律を第2ヴァイオリンが受け持つ所などステレオ再生の醍醐味だ。 ...
GB COLUMBIA CX1346 オットー・クレンペラー フィルハーモニア管弦楽団 ベートーヴェン 交響曲3番「英雄」
この曲の代表的な演奏として最も名高い1959年録音。どっしりとした低音が曲全体を支え、1955年のモノラル録音と較べても、悠揚迫らぬテンポが雄大なスケール感を生んでいます。 ...
GB COLUMBIA CX1781-2 オットー・クレンペラー エリーザベト・シュヴァルツコップ ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ フィルハーモニア管弦楽団 ブラームス ドイツ・レクイエム
「死よ、おまえの勝利はどこにあるのか」と怖じけずに前進しよう。クレンペラーの磨き抜かれた目が、ひたすらブラームスを凝視しているのではと思えてならない。レコードを作ることがオーケストラを育て上げた時代。 ...
GB COLUMBIA CX1793 オットー・クレンペラー エリーザベト・シュヴァルツコップ フィルハーモニア管弦楽団 マーラー 交響曲4番
老巨匠の達観した演奏に、大らかで深い安らぎに満ちた広大な彼岸の空間が見えてくる。そこへ夕映えに火照るかのようなシュヴァルツコップの歌唱が融けこんでいる。まるで、夢を見させられているかのよう。 ...
GB COLUMBIA CX1829-30 オットー・クレンペラー エリーザベト・シュヴァルツコップ ヒルデ・レッスル=マイダン フィルハーモニア管弦楽団 マーラー 交響曲2番「復活」
「立ち上がる、そう、あなたは立ち上がるだろう」このクレンペラーの渾身の演奏は、もう自家薬籠し尽くした《復活》。今、熊本地震で疲弊している心体には程よく染み渡る、音楽を聴くことの喜び。 ...
NL DECCA D264D2 オットー・クレンペラー キャスリーン・フェリアー ジョー・ヴィンセント アムステルダム・コンセルトヘボウ管 マーラー 交響曲2番(1951年7月オランダ音楽祭ライヴ)
ライヴでのクレンペラーは何かに取り憑かれたかのように凄まじい勢いと気合でこの曲を演奏していきます。燃えるような熱い演奏、実に聞き応えがあります。 ...
GB DECCA SET323-4 ゲオルク・ショルティ ワルター・ウェラー ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ブルックナー 交響曲7番 ワーグナー ジークフリート牧歌
ウィーン・フィルの響きの美しさを、シカゴでは超える事が出来ないと考えていたショルティの願望は、このレコードの冒頭のテーマを聴くだけで容易にわかる。 ...