20歳代の若きアシュケナージが、フレッシュな若々しさを前面に発揮した意欲的な演奏を繰り広げている協奏曲。この時期だからこそ表現しえた稀代の演奏だ。 ...
2019年03月
GB DECCA SXL6143 ウラディーミル・アシュケナージ ショパン バラード&エチュード
定盤中の定盤といえる本盤は、ショパン演奏の金字塔として反論も無いものでしょう。美しいメロディへとリスナーを自然と引き込んでしまう、包容力に満ちたアシュケナージならではのショパンを聴くことができます。 ...
GB DECCA MET201-3 ヘルベルト・フォン・カラヤン ヒルデ・ギューデン ヴァルター・ベリー ウィーン・フィル ヨハン・シュトラウス2世・喜歌劇「こうもり」(全曲)
ギューデン、クメント、ケートらウィーンの名歌手を揃え、テバルディ、ニルソン、ビョルリンクら豪華陣がポピュラーソングを披露した贅沢な『こうもり』。 ...
GB DECCA SXL2082 ヴィリー・ボスコフスキー ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ヨハン・シュトラウス・コンサート
観客を魅了する軽快な演奏、典型的なウィーン人の愛想のよさで、1979年まで、18枚のアルバムを英デッカで製作。これは最初のアルバム。唯一録音曲もある。 ...
NL DECCA SXDL7522 アンタル・ドラティ デトロイト交響楽団 ドヴォルザーク・管弦楽曲集 チェコ組曲、プラハ・ワルツ、ポロネーズ、ポルカ、夜想曲
ドヴォルザーク等の中央ヨーロッパ音楽を得意とするドラティによる決定盤。ヨーロピアンな洗練と重厚さといったサウンドで、全編、魅力に溢れている。 ...
GB MERCURY AMS16005 アンタル・ドラティ ミネアポリス交響楽団 オッフェンバック・パリの喜び、ヨハン・シュトラウス2世・卒業記念舞踏会
ドラティのイメージにはそぐわないウィンナ・ワルツですが、すっきり心地よい演奏で、ロンドン・フィルとの再録音よりも勢いがあるのが特徴ともなっている。 ...
US MERCURY SR90368 ジーナ・バッカウアー アンタル・ドラティ ロンドン交響楽団 ショパン・ピアノ協奏曲1番
“男勝り”や“豪快な”という形容がつくバッカウアーが、脂が乗り切っていた50歳代。ここではそのスケールの大きさと豊かな詩情を湛えた演奏が展開されている。 ...
NL MERCURY SRI75005 アンタル・ドラティ ロンドン交響楽団 ヘンデル・水上の音楽、王宮の花火の音楽
20世紀半ばのバロック演奏はロマンティックなスタイルが多かった様ですが、リズムの良い切れのある演奏により、ヘンデルらしい清々しさを感じさせてくれる。 ...
GB MERCURY MMA11052 ポール・パレー デトロイト交響楽団 ラフマニノフ・交響曲2番
ロシア風のメランコリックな抒情を希求する聴き手には、ややあっさりし過ぎているとの印象を与えることから、長らく〝怪演〟と評言されてきたが、現代においては主流となりつつある同曲の洗練された演奏の先取りだ。 ...
US MERCURY SR90376 ポール・パレー デトロイト交響楽団 フランク・交響曲、ラロ・イスの王序曲、ナムナ組曲第1番
特にフランスものの瑞々しい演奏に定評があったポール・パレー。骨太でぐいぐいと推し進めるフランクがとりわけ素晴らしく、パレーの構築力が発揮されている。 ...