デスピーナこそこの物語の主役と考えるならエリカ・ケートははまり役だ。フィッシャー=ディスカウの芝居がかった台詞回しも悪巧みなお巫山戯が実に愉しそう。 ...
2018年10月
DE DGG SLPM139 362 フィッシャー=ディースカウ ヤノヴィッツ シュトルツェ オイゲン・ヨッフム ベルリン・ドイツ・オペラ管 オルフ・「カルミナ・ブラーナ」
その冒頭部分は異例な人気がある現代作品。このヨッフム盤は数多い録音中とりわけ評価の高いものでプリミティヴな迫力という点ではいまだ他の追随を許さない。 ...
DE DGG SLPM138 829 オイゲン・ヨッフム バイエルン放送交響 シュターダー ヘルマン ヘフリガー ボルイ ブルックナー・ミサ曲3番
ブルックナー作品の様式特性ともいえる和声的響き、壮大なオーケストレーションなどがちりばめられ、ブルックナー音楽を理解するには不可欠な名盤です。 ...
DE DGG SLPM138 823 オイゲン・ヨッフム ベルリン・フィル ハイドン・交響曲88&98番
ハイドン創造の原点はここにありと云わんばかりの錯覚を起こさせる稀有な名演だ。ドイツ的な風合いの再現という意味では、質実剛健なサウンドによるヨッフムのハイドン演奏の面白さがダイレクトに迫ってきます。 ...
DE DGG SLPM138 822 スヴァトスラフ・リヒテル ヘルベルト・フォン・カラヤン ウィーン響 チャイコフスキー・ピアノ協奏曲1番
その内面からくる音楽解釈の深さと卓越した技巧により、楽曲の本質的な演奏を聴くことが出来るリヒテルを求めてる私たち音楽ファンを常に魅了し続けています。 ...
GB DGG 138 820 イーゴリ・オイストラフ ダヴィド・オイストラフ ユージン・グーセンス ウィーン響 ロイヤル・フィル バッハ・ヴァイオリン協奏曲 BWV.1041~1043
高音域のキラキラした倍音、楽器から音が飛び出してくるエネルギー、音自体に備わった凝縮感といったものがハッキリと判ります。巨匠が目の前で演奏している。 ...
GB EMI ASD290 ユーディ・メニューイン ユージン・グーセンス フィルハーモニア管 ラロ「スペイン交響曲」 サン=サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ、ハバネラ」
エキゾチックなグーセンスの解釈は破天荒で、メニューインの古典的様式感の手堅いヴァイオリン独奏が手綱を引き締めている体、面白いコントラストを聴かせる。 ...
GB EMI ASD2759 ユーディ・メニューイン エイドリアン・ボールト ロンドン・フィル メニューイン祝祭管 ウィリアムソン バークリー・ヴァイオリン協奏曲
音楽は楽譜に書いてある通り正確に音を出せばいいというものではなく、演奏者の人間性が、聴く者の心に深くこだまして納得感や感動という心の動きを作り出す。 ...
AU EMI OASD2852 ユーディ・メニューイン エイドリアン・ボールト ロンドン交響楽団 ブルッフ・ヴァイオリン協奏曲集
巨匠時代の終焉と、対話に溢れた〝平和〟な音楽の歓迎。やや固い締まった響きで音楽の運びはオーソドックスだが、独特のバランス感覚を持ち合わせた演奏です。 ...
GB EMI ASD2259 ユーディ・メニューイン エイドリアン・ボールト ニュー・フィルハーモニア管 エルガー・ヴァイオリン協奏曲
魂の奥底から生まれる音楽。充実した技巧と気魄で楽曲が特別に内包している超俗的な美しさを体現していく。緊張感に溢れた、たいへん熱の籠った演奏が魅力的。 ...