GB DECCA SXL6113 ゲオルク・ショルティロンドン交響楽団マーラー・交響曲1番「巨人」

2018年07月11日 23:55

ショルティの個性が全開。楽想の描き方の明晰さ、切れ味の鋭いシャープさは圧巻の凄味を誇っている。ショルティの覇気みなぎる指揮は、若きマーラーの青春の息吹と濃密なロマンティシズムを見事に引き出している。 ...

GB DECCA SET360-1 ゲオルク・ショルティロンドン交響楽団マーラー・交響曲9番

2018年07月10日 23:55

暴力的とすら言えそうなパートの鳴らせ方。全ての音が自己主張する中、ショルティは猛獣使いのようにムチを入れまくる。ここには厭世観など薬にしたくともなく、驚きとしか言いようがないアグレッシヴな音楽がある。 ...

2018年07月09日 19:00

濃厚な感情移入をみせる晩年の再録音とはまた違った、壮年期バーンスタインならではのエキサイティングなもので、その熱っぽくストレートな訴えかけが魅力だ。 ...

2018年07月08日 18:00

細部の表情付けを過剰なまでに求める〝夜の歌〟はバーンスタイン向きとはいえ、この頃のバーンスタインならではの俊敏さも伴った自在に変転する表情が妙味。 ...

2018年07月07日 22:30

この手の小曲集に関してバーンスタインは確かに演出力ではカラヤンの足元にも及ばなかったが明るい曲で示される天衣無縫な躍動感は欧州系指揮者にない魅力だ。 ...

2018年07月06日 23:55

第93～104番までを集めた『ロンドン交響曲』の中核。この曲は、けっして軍楽隊の音楽ではなく、「軍隊」というニックネームのお蔭でずいぶん損をしている。 ...

2018年07月05日 21:30

バーンスタインのハイドン演奏は、ニューヨーク・フィル時代は音楽づくりがまだ率直なこともあり勢いの良さとリズミカルな楽しさが聴きものともなっています。 ...

2018年07月04日 23:55

歴史遺産。ロンドンの巨大なロイヤル・アルバート・ホールで３日間にわたり当時流行の４チャンネル録音されたエポック・メイキングなヴェルディのレクイエム。 ...

2018年07月03日 23:55

少年時代に指揮者デビューしたガンバは125のオーケストラを指揮、デッカには10歳代から録音を行っていましたが、その数は少ないので彼を知る希少な機会です。 ...

2018年07月02日 23:55

聴衆のなかの任意の一人に目標を定め、その人のために弾いたと言われる。もしこの人物が他の聴衆よりも演奏を堪能したとしたら、カッチェンは狼狽しただろう。 ...