
通販レコード→英ホワイト・アンド・ゴールド盤[オリジナル]
GB EMI CSD1301 リンパニー ショパン・ワルツ集
商品番号 34-19089
《レア度 No.1 のお勧め盤 ― 話題性だけでスターの階段上ってきたピアニストでない。ピアノの調べに魅了された記憶があったら彼女のレコードだったのかもしれませんね。》リンパニー と呼ばれる英国の女流ピアニストで、繊細な感受性と力強さを兼ね備えた演奏は高く評価されていた。英 EMI 社からも数枚の CD がリリースされているから、名前だけでも聞いた方が多いのでは?彼女は、ラフマニノフ自身に激賞されたピアニストとしても有名で、前奏曲の全曲録音を世界で初めて行ったのは彼女である。また、ハチャトゥリアンのピアノ協奏曲を積極的に西側に紹介したことでも知られている。英国の不毛の地コンウォール地方出身に関らず、ベルギーやウィーンで勉強した所為か、国際的に通用する技量を習得していったという。12歳でメンデルスゾーンのピアノ協奏曲を弾いて初コンサートを開いたと言うから早熟のピアニストでもあったと思います。生涯、何度も結婚、離婚を繰り返した経歴の持ち主でありますが、つとに有名なエピソードとして、英国の有名な政治家エドワード・ヒースの音楽友達(先生)であったという。こうしたゴシップを商売上手な英 EMI 社が利用しない訳が無い。彼女の優れた技量と華々しい経歴といった話題性がいつの間にか英国を代表する女流ピアニストの地位を確固たるモノにしていた。難しい表現などなく、そこにあるものは慈悲であり、表現者としてのプリミティブな魂そのものである。紡がれる音はどこまでも優しく、そしてやわらかい。本盤でのショパンのワルツ全曲や、大作ノクターン全曲を聴けば、単なる話題性だけでスターの階段上ってきたピアニストでないということに気づかれるであろう。ステレオ録音。
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