GB 	DECCA 	SXL6712	ドラティ 	コダーイ・管弦楽曲集
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GB DECCA SXL6712 ドラティ コダーイ・管弦楽曲集

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商品名GB DEC SXL6712 ドラティ コダーイ・管弦楽曲集

抑えきれぬ情熱。ドラティにしては珍しく踏み込みが強く激しくもある。オーケストラも滾っている。 ― ハンガリー生まれ、コダーイやバルトークに師事し、作曲家としても活躍した大指揮者ドラティ。本盤で師匠の意向忠実に再現。ガランタ舞曲、マロシュセーク舞曲、管弦楽のための協奏曲、劇場序曲。ハンガリー音楽には元々東洋的民族音楽的雰囲気により親しみ易いものが多いだけに、じっくり楽しむには全体素晴らしい盤だ。ドラティが67歳の時、ハイドン交響曲全集完成の偉業を成し遂げた翌年、同じくフィルハーモニア・フンンガリカを指揮して、コダーイを集中的に録音した。ハイドン同様に、オーケストラ・ビルダーそしてトレイナーとしての実力抜群のドラティは流石聴き応えある演奏運びをしております。加えて、このフィルハーモニア・フンガリカのメンバーは1956年ハンガリー動乱の時に亡命したリスト音楽院出身者が中心であり、その彼らが西ドイツ、北ラインの小町マールで設立したオーケストラ。音色の洗練も技巧的な特色もとりたててないが、民謡的な曲は特にその歌い回しに熱気があり元自国の作曲家作品だけにある「自信」を持っての曲運びを行われています。それに躍動感は軽快でありながら、溜めのある歌心あり、ジプシーサウンド(ロマ)風味が、濃厚に色づけされている。そして、木管の歌いまわしの特徴で味わいにコクがくわわる。民俗的な音楽、特に舞曲を演奏する上で、それが生来のものとして血肉になっている地元民には独特の語法が身についているという説には、ウィンナ・ワルツやフラメンコを引き合いに持ちだすまでもない、やはり真実が含まれるのだろう。
ドラティ(1906~88)はフランツ・リスト音楽院でコダーイに師事した。彼が「コダーイの思い出」に書いているようにこの音楽院で38歳のコダーイは14歳のドラティをクラスの担当として4年間の教えた。多感な時期での畏敬と友情は生涯続いた。ハンガリーの20世紀の作曲家、コダーイ・ゾルタンは、1882年生〜1967年没。今年没後50年。「ガランタ」とはコダーイが幼少時代を過ごした地名で、同じく地名の「マロシュセーク」ともども同地の民俗舞曲を素材にしている。バルトークとは、リスト音楽院(旧ハンガリー王立音楽院)での教職などで同じ道を歩んでいた盟友同士であるだけでなく民話、民謡をバルトークとともに収集、ほとんど全ての曲でモチーフとして扱ってます。然しながら、たとえばラヴェルとドビュッシー、ボロディンとリムスキー=コルサコフ、ベルクとウェーベルンなどに見られる対等的な関係にはなっておらず、作曲家としての評価や作品のポピュラリティは、少なくとも日本においては相当に開きがある。有名なバルトーク作品と同タイトルの「管弦楽のための協奏曲」は先のバルトークの作品とは全く作風は異なったバロック時代の合奏協奏曲をハンガリー風味で現代化した音楽。オーケストレーションはすばらしいし印象的な旋律も多い。コダーイには、バルトークとはまた違った別の魅力や業績がある。「ハンガリー民俗音楽」と「ヨーロッパ芸術音楽」の旋律・和声・構成の面で新と旧、東と西、民俗音楽と芸術音楽などを統合しようとしたことがコダーイの芸術である。民謡旋律やリズムなどの民俗的要素を抽象化したバルトークよりも、より生に近い形で取り入れたコダーイのほうが、「本場ものの強み」の傾向が強くなるのだろう。ドラティはシカゴ交響楽団、ミネアポリス交響楽団でマーキュリー、フンガロトンに録音をしている曲もあるが、デトロイト交響楽団とのコダーイ録音はない。1973年9月〜12月マールの聖ボニファティウス教会でのセッション、プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン、エンジニア:コリン・ムアフットが手掛けたステレオ録音。SXL6712,6713,6714と番号が続いているが、3枚組ボックスで最初に発売されたセットの分売。
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