通販レコード→ナローバンド ED4盤
GB DECCA SXL6291 イシュトヴァン・ケルテス ドヴォルザーク・交響曲9番「新世界より」
イシュトヴァン・ケルテスはレパートリーがオールマイティーの指揮者だった。《新世界より》だけはウィーン・フィル(1961年3月ウィーン、ゾフィエンザール)でのレコードもあるのに、なぜ、間近でロンドン交響楽団とのセッションで全集続行に成ったのか。その裏に同じくオールマイティーの指揮者の影が忍び寄る。これからという時に亡くなった指揮者、ケルテスと英デッカの大きな仕事。ドヴォルザークの全交響曲の録音は現在においても聴いて感動が褪せない。ちょうど、国際版が登場し、新世界交響曲は交響曲第五番ではなく、第九番であることをクラシック愛好家に徹底させた。このことで、ベートーヴェン、シューベルトとブルックナー、マーラーの間に、メロディーメーカー、ドヴォルザークの名前は忘れられない存在となった。チェコ生まれの指揮者のレコードが大きい存在の中で、イギリスのオーケストラが誇り高くオリジナリティーを聞かせる。中古オリジナル盤のファースト・コレクションとしてマストだ。
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