34-11931
通販レコード→ナローバンド、ED4盤[オリジナル]

GB DECCA SET584/6 カラヤン プッチーニ・蝶々夫人 (全曲)


商品番号 34-11931

《これが日本魂かというと多少違和感はあるが~とにかく最初の1小節からウィーン・フィルのドラマティックな演奏に驚かされる。あらゆる場面で独特の雰囲気を呼び起こしている。》レコードのステレオ録音は、英国 DECCA が先頭を走っていた。1958年より始まったステレオ・レコードのカッティングは、世界初のハーフ・スピードカッティング。 この技術は1968年ノイマン SX-68 を導入するまで続けられた。このカラヤンによるプッチーニの歌劇「蝶々夫人」は2回目のスタジオ録音。初回は、1955年のモノラル録音ではあったが、蝶々夫人にマリア・カラス、ピンカートンにニコライ・ゲッダを据えるという豪華布陣で、ミラノ・スカラ座管弦楽団や合唱団の好演もあって今なお色褪せることがない名演ですが、本演奏はそれ以上。カラヤンによるプッチーニの歌劇「蝶々夫人」の随一の名演にとどまらず、古今東西の様々な指揮者による同曲のあらゆる名演に冠絶する至高の超名演と高く評価したい。先ずは配役が素晴らしい。もちろん初回録音における配役も豪華であったが、本演奏における配役もいささかも引けを取っていない。声楽陣が嫌になるほど素晴らしく、ことのほかフレーニの蝶々さんの迫真の歌唱には思わずホロリとさせられる。フレーニによる瑞々しい美声は正に純情な蝶々夫人の当たり役と言えるし、パヴァロッティも、女たらしではあるが優柔不断で憎み切れないピンカートン役に相応しい見事な歌唱を披露している。加えて蝶々夫人の召使役のスズキをクリスタ・ルートヴィヒが演じるという超豪華布陣で、カラヤンによるキャスティングのセンスの良さを感じさせられる。英デッカによる鮮明な高音質録音も本盤の大きな魅力の一つ。基本的には1971年のボエームの延長みたいなセットで、オーケストラがベルリン・フィルからウィーン・フィル、セッション場所がイエス・キリスト教会からソフィエンザールに代わっただけの代物。カラヤンのオーケストラは完璧としか言いようがない。とにかく最初の1小節からウィーン・フィルのドラマティックな演奏に驚かされる。あらゆる場面で独特の雰囲気を呼び起こしている。乳母が同じ(?)であったと言う伊パドヴァ出身の幼なじみ故パヴァロッティとフレーニはプッチーニのピンカートンと蝶蝶さんを歌うために生まれたのではないかと思えるほど。ふたりの甘く柔らかな声は見事に溶けあい、カラヤンの絶妙の棒のもと多少違和感は有りますが日本魂を完璧に作り上げている。録音から半世紀近く経ているが、カラヤンは、聴き手が望んでいることを完全に読み取ることができたのだろう。そして、それを自分が意のままにできるウィーンフィルという最高の楽器によって実現出来たのである。そうした姿勢がアンチカラヤンを作ってしまったのだろうが、カラヤンがやってきたことは、他の指揮者は出来るのだろうか? 本当の名盤。自分の思い通りにオーケストラをドライブするという技術において、カラヤンの右に出る者はいないと本盤を聴くたびに思います。デッカ制作陣も、すでにカルショウ第二世代勢揃い、クリストファー・レイヴァン、ミヒャエル・ウールコック、エンジニアは、ゴードン・バリー(第一世代に属すが)、ジェームス・ロック、ジャック・ロウ其々数頭立ての豪華布陣。
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