通販レコード→GB Ace of Diamonds
GB DECCA SDD119 クーベリック ブラームス:交響曲3番
商品番号 34-20103
音楽評論家・福島章恭氏が最愛の全集とブログで表現している、ステレオ初期のウィーン・フィルとの貴重な最初のセッション録音。
モノラル盤とステレオ盤の録音エンジニアが異なる
全集としては2種しかないラファエル・クーベリックのブラームスの交響曲全集のうち、ステレオ初期のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との貴重な最初のセッション録音。まだ40歳代のクーベリックがウィーン・フィルと録音したブラームスの交響曲全集はデッカ・ステレオ初期の名盤としてよく知られています。演奏は強靭な精神力を基に、クーベリック独自の圧倒的なブラームス感が濃厚に描かれています。これはひとえに、ウィーン・フィルとDECCAとの組み合わせだからこその成果と言えましょう。ステレオ録音を始めたばかりのイギリスDECCAが、まだ40歳代になったばかりの若いクーベリックを使って全集録音を遂行しようとしたことは、当時いかに彼に期待を寄せていたかを物語っているとも言えます。とはいえ、実のところ。初出時はモノラル盤で発売されました。聴き比べてみると面白いことに気がつくのですが、モノラル盤とステレオ盤の録音エンジニアが異なるようです。その為、録音エンジニアの名前はクレジットされていません。
ステレオはロンドン
第二次世界大戦勃発直前の1941年頃に潜水艦ソナー開発の一翼を担い、その際に、潜水艦の音を聞き分ける目的として開発され、当時としては画期的な高音質録音方式であった。1945年には高域周波数特性を12KHzまで伸ばしたffrr仕様のSP盤を発売し、1950年6月には、ffrr仕様の初のLP盤を発売する。特にLP時代には、この仕様のLPレコードの音質の素晴らしさは他のLPと比べて群を抜く程素晴らしく、当時のハイファイ・マニアやレコード・マニアに大いに喜ばれ、「英デッカ=ロンドンのffrrレコードは音がいい」と定着させた。日本では、1954年1月にキングレコードから初めて、ffrr仕様のLP盤が発売された。1958年7月には、その技術を受け継いだステレオ・レコードであるffss(Full Frequency Stereophonic Sound 全周波数立体音響)を発表、発売。そのハイファイ録音にステレオ感の良さが加わり、「ステレオはロンドン」というイメージを決定づけた。
- Record Karte
- 1957年9月ウィーン、ゾフィエンザール録音。優秀録音、名演、名盤。
CDはアマゾンで
関連記事とスポンサーリンク
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。