34-16689
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FR VSM CVHS905 ミシェル・デボスト ヴィヴァルディ・フルート・ファゴット協奏曲

商品番号 34-16689

華があり高雅でさわやか。世界が眩い光に輝いて見える魔法のような音楽をじっくり味わって下さい。

純国産名器ムラマツフルートを吹いた最初のフランスのフルーティストとして高名。わが国ではジャン=ピエール・ランパルが一歩抜きん出ていた存在であったとは言え、このミシェル・デボストの音に魅力を感じ続けている方は数多いでしょう。彼はソリストと言うよりはパリ管弦楽団の首席として活躍したフルーティストです。非常に典雅で上品な音を聞かせてくれるので、前に前にと出しゃばってくるランパルよりも好ましく思う人も少なくないかもしれません。日曜日の朝の音楽ふさわしい。楽しい時間を保障してくれることは間違いありません。


Arcangelo Corelli
(1653.2.17 〜 1713.1.8、イタリア)ローマ・パドゥア派と呼ばれるヴァイオリン演奏スタイルを確立したヴァイオリンの名人で作曲家。若いころのことはあまり知られていない。ローマに定住し、晩年は法王アレッサンドロ3世の宮廷に仕えた。週一回その音楽会で自作の指揮をとり、器楽作曲家として名を上げ、その作品は、器楽作曲の模範となった。彼の創始した演奏スタイルはその後ヨアヒムやアウアーを経てクライスラーやサラサーテに伝えられ、ヴァイオリン演奏の主流となった。作曲家としては、合奏協奏曲形式の確立ならびに普及につとめた。作品6の12曲の合奏協奏曲のうち8番目のものは、「クリスマス協奏曲」として名高い。また作品1から5までの各12曲の『トリオ・ソナタ』は彼の代表的作品に数えられている。

合奏協奏曲集 作品6 第8番ト短調

クリスマスはキリスト教会にとって最大の記念日です。キリスト教は2,000年の歴史があり、教会でうたわれる歌も7世紀頃に体系化されたグレゴリオ聖歌から始まった歴史を持つから、クリスマス 一 ちなむ音楽は星の数ほど書かれた。聖歌 ― チャント ― を別格にしてもヨハン・セバスティアン・バッハの《クリスマス・オラトリオ》を筆頭に託さなるが、 《クリスマス協奏曲》はイタリア・バロックの大作曲家アルカンジェロ・コレッリの代表作である作品番号6の合奏協奏曲集(全12曲)の第8番で、コレッリ自身が「キリスト降誕の夜のために造られた」、「クリスマスの真夜中のミサのための音楽として書いた」と記している。その最終第6楽章は、キリスト誕生の時、牧童が笛を吹いたという聖書の記述に基づく「パストラーレ」という田園音楽。「パストラーレ」楽章を含むバロック音楽はクリスマスに主に演奏される。すべてが明るく清楚な雰囲気に包まれていく様が描かれている。

「合奏協奏曲」から「(独奏)協奏曲」へ

「協奏曲(concerto)」は16世紀初頭のイタリアが始まりとされる。この時代の協奏曲は合奏的なものが主流で、その起こりは単独の楽器を使って演奏家が、ひとりで演奏していたのが、それではものたりなくなり、いつのまにか異なる種類の楽器と集団を作って和音を奏で始めた、と考えればわかりやすい。この「協奏曲」という音楽ジャンルは、形式的に明確な定義ができないほどさまざまな形のものが存在している。それは、2つ以上の楽器が同時に演奏されればもうそれが「協奏曲」であって、合唱曲からリコーダーの重奏にいたるまで多くのジャンルが「協奏曲」としてまとめられてしまった。コレルリからヘンデルまでに至るバロック音楽時代は、「合奏協奏曲」とよばれる曲が数多く作曲された協奏曲の草創期にあたる。
作品6の〝合奏協奏曲〟は、少数の独奏者と大きな合奏グループとの対比という、 バロック的構成原理によって作り上げられています。いずれの場合にしても構成の重点は小合奏と全合奏との対比にかかっており、小合奏がとくに際立った超人的な演奏技巧を要求されるようなことはない。 また主題も小合奏と全合奏に均等に配分され、一方の奏した主題を一方がエコー的に応えたり、反復したりする形が用いられている。

コレルリからヘンデルへ、コレルリからヴィヴァルディへ

コレルリは合奏協奏曲の創始者ではないが、その可能性を広げバロック時代の代表的な音楽形式とした。それらは徹底した厳選主義をとり、どの作品も緻密で均斉ある姿をみせています。そしてヘンデルの合奏協奏曲はコレルリの合奏協奏曲のあってこそで、その気品ある格調高い音楽の訴えもまた紛れも無いコレルリ独自のものです。コレルリは協奏曲の草創期を受け、その情熱的ともいえるヴァイオリンへの愛情にも支えられて合奏協奏曲の発達に力を注いだ人である。ちなみに先の時代に進むと、コレルリと名前が似ているトレルリが、コレルリの形式を受け継いでソロ協奏曲を創始し、ヴィヴァルディのソロ協奏曲への発達にまでつながることを考えるとその功績は非常に大きいといえる。複数の演奏者が和音を奏でる場合にはその内部で全体をリードする存在が当然必要となってくるわけで、その役目は必然的に主旋律を受けもつヴァイオリンなどの楽器が引き受けるようになった。集団の一員ではあるがときどきソリストのように技巧的なメロディを演奏するように作曲も工夫されだしたのである。ソロ協奏曲の始まりである。「協奏曲=音楽」という具合に考えられていた時代もあったりするほどで、現在でもクラシック音楽の重要なジャンルである協奏曲はこの2人によって基盤が固められた。

作曲者自身が信仰をもって作った本当の意味でのクリスマスのための曲

アルカンジェロ・コレルリ(1653 - 1713)はヴァイオリン奏者、作曲家、教師として生前からヨーロッパ中に広く知られていた。作曲家としては、トリオソナタやヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ作品1から5を1681年から1700年にかけてローマで出版しているが、特に有名なのが死後の1714年にアムステルダムのエティエンヌ・ローハーによって出版された作品6、12曲の合奏協奏曲であろう。
コレルリはバッハよりも30年ほど前にイタリアで生れた作曲家である。生前は作曲家というよりはヴァイオリンの名手として知られた人で、ヴァイオリンの演奏に生きがいを感じ、作曲はその結果でしかなかった静かなる信仰者コレルリが作曲した数少ない作品中、もっとも内容が充実し知名度もある曲が合奏協奏曲《クリスマス協奏曲》です。コレルリの作った作品の数は決して多くない。バロック時代に王侯貴族に使えた作曲家の中では、むしろ寡作だ。また聴く人の耳を驚かせるような派手な演出もない。しかしそれは、コレッリの音楽に対する真摯な態度、またヴァイオリンに対する特別な愛情からくるものであって、彼の協奏曲を静かな気持ちで聴いたとき、その音楽に聴き手の気持ちを神の方に向かせる信仰が働いていることに気づく。

  • Record Karte
  • 1967年発売。Concerto Pour Cordes En Ré Mineur RV 127(ヴィヴァルディ)、Concerto Grosso En Sol Mineur, Op. 6 N° 8 ("Pour La Nuit De Noël")(コレッリ)、Concerto Grosso En Ré Majeur, Op. 6 N° 4(コレッリ)、Concerto N° 2 En Sol Mineur Pour Flûte, Basson Et Cordes, Op. 10 N° 2 "La Notte"(ヴィヴァルディ)

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