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DE DGG SLPM138 921 ヘルベルト・フォン・カラヤン チャイコフスキー・交響曲6番「悲愴」

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商品名DE DGG SLPM138 921 ヘルベルト・フォン・カラヤン チャイコフスキー・交響曲6番「悲愴」

傑作交響曲。目標は「基準となるようなレコード作り」。》死の直前に完成したチャイコフスキーの辞世の句ともいうべき『悲愴』は、標題が示すとおり人間の抱く内面の苦悩、絶望や悲嘆といった感情を強烈なまでに表出した傑作交響曲です。そうした広く親しまれた名曲を最高の演奏でレコード化することに情熱を傾け続けたカラヤンの姿勢は、このアルバムにも端的に示されています。とにかくダイナミックスの幅が広く鮮やかで迫力満点。牧歌的な部分から迫力ある部分まで表現の幅が広く、リズムも引き締まっています。演奏はオーケストラに合奏の完璧な正確さを要求し、音を徹底的に磨き上げることによって聴衆に陶酔感をもたらせ、さらにはダイナミズムと洗練さを同時に追求するスタイルで出来栄えも隙が無い。50歳代の後半を迎えた壮年期のカラヤンとベルリン・フィルハーモニーの覇気溢れる瑞々しい演奏で収録した一枚。当時は初期のステレオですが、なかなか臨場感があり、カラヤンも颯爽としたときのもので、 前任者フルトヴェングラーの時代の余韻の残るオーケストラと、推進力あふれるカラヤンの指揮が見事にマッチした演奏です。そのカラヤンの演奏スタイルは、聴かせ上手な解釈を代表する。ある対談の中でカラヤンは、『自分が指示を出さない時にオーケストラが群れをなす鳥のように天空を羽ばたく瞬間がある』と言っています。このレコードでも命令に従う集団以上の自発性がベルリン・フィルにはあり、指揮者もある程度それを楽しんでいる。ただ、カラヤンの理想の振り幅の中にあるから、カラヤンの音楽になっている。このレコードのセッションは、録音日を見ると一日だけ後日に追加録音している。この直前にコンサートで演奏していることを知ると、カラヤンが追加した理由を想像するのが面白い。その演奏会の録音を聞いてみたくもなる。カリスマ的芸術性と器用な職人気質を併せ持ったカラヤンは、一回性の熱情と、それに相反する録音芸術としての綿密な音楽設計を両立できた指揮者でした。ある録音でホルン奏者の音の上ずりに気がついたエンジニアが、録り直しを確認したらカラヤンは、その自然さを良しとした話が象徴している。60年代はちょうどドイツ・グラモフォンの音質が飛躍向上した時期にあたり、迫力と精細さが見違えるものとなった。フルトヴェングラー亡き後、上昇気流に満ちたカラヤンとベルリン・フィルは、実際の演奏と併行してレコード制作の意義として完成度を「この一枚』という思いで見せつけたかったのかもしれない。完成度としては1975年盤がある。すでにカラヤンの手中になったベルリン・フィルと、思い通りに録音できるベルリン・フィルハーモニーで冷徹なくらいに鋭く透明な演奏であり、録音面でもマルチマイクを存分にいかした録音だ。無駄な時間を費やさずに膨大なレコードを発売し続けた目標は「基準となるようなレコード作り」。カラヤンにとってチャイコフスキーは得意なレパートリー。1964年2月、ベルリン、イエス・キリスト教会での優秀録音、名演、名盤。
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