34-17184
商品番号 34-17184

通販レコード→ 独チューリップ盤
現代楽器による演奏のよさを全面的に生かした叙情的な旋律の美しさ、ソロとアンサンブルの掛け合いの温かさに心を惹かれました。 ― 名門とよばれるにふさわしい実績を残してきたルドルフ・バウムガルトナーとルツェルン弦楽合奏団と端正かつ気品あふれる表現で「チェロの貴公子」と評されたフランス最高の名チェリスト、ピエール・フルニエによるバロック・チェロ協奏曲集です。イタリア後期バロックを代表するヴィヴァルディ、そして生涯に60曲以上という膨大な協奏曲を作曲したヨハン・ゼバスティアン・バッハの次男、カール・フィリップ・エマヌエルの名曲を収録。フルニエのしなやかで優雅な演奏によって、これらの作品の魅力は更に一層高められている。ヴィヴァルディのチェロのための音楽は数多く、本盤ではチェロ・ソナタをバズレール、ダンディ編曲で独奏チェロを、弦楽合奏と通奏低音に置き換えたバウムガルトナーの小気味のいい伴奏が、爽やかさを誘います。ヴィヴァルディの4台ヴァイオリンとチェロと協奏曲の協奏曲を、ヴァイオリンとチェロのパートを鍵盤楽器に振り分けたバッハの、4台チェンバロのための協奏曲を思い起こしながら聴いていました。
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ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 ハ短調 PV 434 のソロを弾く、クラウス・シュトルク(Klaus Storck)は8歳よりチェロを始め、12歳より演奏活動を開始。フランクフルト高等音楽院、国立デトモルト音楽大学で学ぶ。この間、ハンス・ミュンシュホランド、エンリコ・マイナルディに師事。シュミット・イザーシュタット、ドホナーニをはじめ多くの大指揮者と共演、多くの国々の有名オーケストラのコンサートやフェスティバルに出演。バロック、古典派などをはじめとする多大なレパートリーを示すものとして、現代音楽作曲家といわれるマルタン、ショスタコービッチ、バウアー、カーゲル、メディックらの作品の初演を行う。国際的演奏活動の他にマインツ、エッセン、ケルン各音楽大学で教鞭をとった後ハノーバー、ミュンヘン両音楽大学で後進の指導に当たりヨーロッパ、アメリカ、日本などでマスタークラスを開催するなど音楽教育者としても有名。
ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ ホ短調 R.40(バズレール、ダンディ編曲)は1963年12月、C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲イ長調 Wq.172は1961年10月チューリッヒでのステレオ録音。ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 ハ短調 PV 434 のソロは、クラウス・シュトルク。
DE DGG 135 071 ピエール・フルニエ ヴィヴァルディ・チ…
DE DGG 135 071 ピエール・フルニエ ヴィヴァルディ・チ…