DE DECCA SXL21169B オトマール・スウィトナー R.シュトラウス・メタモルフォーゼン
通販レコード→独ブルー・ラベル黒文字 ROYALSOUND盤

DE DECCA SXL21169B オトマール・スウィトナー R.シュトラウス・メタモルフォーゼン

商品番号 34-14716
エサ=ペッカ・サロネンが面白く聴かせたこの曲は、ヒンデミット事件の果てに、問題渦中のこのヒンデミットがアメリカに逃れて作曲した題材とは、そのヒトラーのお気に入りの作曲家絡みだった。》ガルミッシュのシュトラウスハウスには『グントラムの墓』がある。シュトラウスハウスは観光客が押し寄せ、シュトラウスの子孫が静かに暮らせなくなったため子孫は他に移り、今はもう見ることはできない。「シュトラウスさんの家は誰も死んでいないのに、あれは誰の墓だろう」と近所から思われていた、この墓は、周知の通り、ヒンデミットの作品は1934年にナチスから演奏禁止の処分を受けた。政治による芸術への干渉を非難したヴィルヘルム・フルトヴェングラーの尽力もむなしくバッシングの標的にされた作曲家は、1938年にドイツを去ってスイスに移住し、1940年にアメリカへ渡る。そして振付師レオニード・マシーンから、ウェーバーのピアノ作品をバレエ用に編曲してほしい、と依頼されたのをきっかけに『ウェーバーの主題による交響的変容』を書き上げた。(中途で投稿されました。内容のアウトラインはかけているので、この投稿の書き直しはしません。)スウィトナーの明るく軽快で躍動感溢れる音楽作りが、の世界に誘ってくれる。シルクのようなシュターツカペレ・ドレスデンの美しい響きも絶品。ウィーン・フィルとよく似た格調高い響きだけれど、音符を完璧に弾き切るシュターツカペレ・ドレスデンのオーケストラの実力には凄みすら感じさせ、ウィーン・フィルよりもやや落ち着いた輝きが全体によく溶け合ってとてもいい。緩徐部分ではじっくりと落ち着きをみせて、ソロ奏者の妙技がじっくり味わえます。音楽が息づいているというのはこんな感じを指すのであろう。
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