ヨーヨー・マの記念すべき本格的なデビュー・アルバム。マゼールの語り口爽やかで、軽やかなタッチのヨーヨー・マ奏でるチェロで、軽妙さや流麗さが、とっても清々しい。ヴァイオリンを聴いているがの如く流暢で雄弁で華麗だ。

一度は聴いておくべきクラシック音楽の定番
現代で最も優れ、影響力のあるチェリスト、ヨーヨー・マが生まれた日(1955年)。5歳で初めてコンサートを開き、7歳でジョン・F・ケネディ大統領の前で演奏を披露。ジュリアード音楽院、ハーバード大学で学ぶ。クラシックはもとより、映画音楽の巨匠であるエンニオ・モリコーネや、アルゼンチンタンゴ界の革命児、アストル・ピアソラとの交流など、ジャンルにとらわれない幅広い音楽活動を行う。
DE CBS MASTERWORKS 35 848 – Yo-yo Ma, Lorin Maazel, Orchestre National de France - Lalo, Saint-Saëns - Cello Concertos
DE グレーレーベル, 優秀録音。
ヨーヨー・マの記念すべき本格的なデビュー・アルバム。
フランス音楽のサン=サーンスとラロ。サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調、ラロ:チェロ協奏曲ニ短調。フランス生まれでアメリカ育ちのマとマゼールの協演となる。マは7歳の時、マゼールは生後程なくして米国に移住してしまうが、共に自分がフランス生まれである事は意識しており、それがフランス音楽への愛情や適性に繋がっているのは疑いない。当時25歳のマは卓越した技巧、瑞々しさ、明朗さ、軽快さ、感情の豊かさに加えて、フランス音楽的上品さ優しさも湛えているし、マゼールも一見知的な佇まいの内に情熱を感じさせ、またフランス音楽ならではの色彩感の豊かさを味わわせてくれる。勿論、管弦楽がフランス国立管というのも大きな魅力だ。デジタル録音が本格化した当初、フランス音楽やオーケストレーションに色彩感の在る名曲は、それまでの店頭演奏用にしてきたデモンストレーション用のコレクションを、マゼール、フランス国立管弦楽団の新録音と置き換えていったのを思い出させる。
一度は聴いておくべきクラシック音楽の名曲定番。
サン=サーンスのチェロ協奏曲第1番イ短調は、マゼール振るオーケストラの素速い動きが、語り口軽やかで爽やかな印象を残す。チェロは開放的で、軽やかなタッチ、軽妙さや流麗さが、とっても清々しい。ヴァイオリンを聴いているがの如く流暢で雄弁で華麗だ。その後、イッサーリスのチェロで聴いたときには、熟成されて葡萄の香りが変化した赤ワインを飲んだ後の重い感覚を覚えたのと好対照。個性を控えめにして曲の魅力を紹介して聴かせている。音楽ファンならだれでも一度は聴いておくべきクラシック音楽の名曲定番。
プロダクト・ディテール(ヴィンテージ盤)
レーベル
CBS
レコード番号
DIGITAL 35848
作曲家
楽曲
演奏者
ヨーヨー・マ
オーケストラ
フランス国立管弦楽団
指揮者
ロリン・マゼール
録音年
1980
録音種別
STEREO DIGITAL
製盤国
DE(ドイツ)盤
レーベル世代
グレーレーベル
ショップ・インフォメーション(このヴィンテージ盤はショップサイトの扱いがあります。)
商品番号
369510
盤コンディション
良好です(MINT~NEAR MINT)
ジャケットコンディション
良好です(少々傷みあり)
価格
5,500円(税込)
商品リンク
https://www.lpshop-b-platte.com/SHOP/369510.html
ショップ名
輸入クラシックLP専門店 ベーレンプラッテ
ショップ所在地
〒157-0066 東京都世田谷区成城8-4-21 成城クローチェ11号室
ショップアナウンス
べーレンプラッテからお客様へ
当店のレコードは、店主金子やスタッフたちが、おもにヨーロッパに直接出向き、実際の目と耳で厳選した、コンディション優秀な名盤ばかりです。国内で入手したものや、オークション品、委託商品はございませんので、安心してお求めになれます。
シュターデ(フレデリカ・フォン)
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
2004-11-17
ヨーヨー・マ
ソニー・ミュージックレーベルズ
2023-10-18
ヨーヨー・マ
ソニー・ミュージックレーベルズ
2024-11-27
.
- タグ :
- #フランス
- #通販レコード
- #ヴィンテージ
- #Bärenplatte
- #サン=サーンス
- #ラロ
- #マ
- #マゼール
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。