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作曲家、指揮者の尾高尚忠おたか ひさただが没した日(1951年)。昭和初期にウィーンへ留学して音楽を学び、帰国後は新交響楽団(現・NHK交響楽団)の常任指揮者として活躍した。また、作曲家としての功績も讃えられ、尾高の死後、すぐれた邦人作曲家によるオーケストラ作品を顕彰するために「尾高賞」が作られた。これまでに藤倉大など時代を牽引する作曲家たちが受賞している。

DE DECCA SXL21 034-B - Members Of The Vienna Octet – Mozart – Divertimenti K.334 K.136

DECCA黄金期を代表する名盤 ― 名手アントン・フィーツのヴァイオリンに率いられた「モーツァルトのお手本」とも言うべき、豊かで伸びやかな感性に溢れている名演

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名曲の魅力を独特の〝ウィーン訛り〟で堪能

  • ヴィリー・ボスコフスキーこそが、楽団と共に成長した叩き上げのコンサートマスター ― 30年も勤めました! ― といえる存在で、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の面々は、いってみれば家族のようなもの。そんなこともあってクレメンス・クラウス亡き後のニューイヤー・コンサートを引き継いだのち、25年もの長きにわたってこの名物コンサートを指揮することになったのでしょう。ともかく優れたヴァイオリニストでもあり、弦楽器のアンサンブルも主宰していていたボスコフスキーだけに、ヴァイオリンを弾きながら指揮する姿は20世紀のヨハン・シュトラウス2世の生まれ変わりとしてウィーン楽壇に齎した彼の功績は大きい。
  • 第2次世界大戦後まもない1947年。SPレコードの時代が1950年に終わり、テープでのみ新録音が発売された5年間を挟んで、1955年にLPレコードが登場。モノラルレコードの時代を迎えてウィーン八重奏団は、長い伝統に育まれた独特の優美な響きと、自発性に富む豊かな表現で世界最高のオーケストラの一つとして、常に世界の聴衆から愛されてきたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者たちを中心に結成され、英デッカに数多くの名盤を残しました。
  • 当時ウィーン・フィルのコンサートマスターだったヴィリー・ボスコフスキーと首席クラリネット奏者だったアルフレート・ボスコフスキーの兄弟を中心に結成された、ウィーン・フィルの中でもひときわ長い歴史を持つ名アンサンブル。ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの弦5人と、クラリネット、ホルン、ファゴットの管3人からなる。この編成のために書かれた最も美しい作品であるシューベルトの八重奏曲をはじめ、ベートーヴェンの七重奏曲、モーツァルトのクラリネット五重奏曲やディヴェルティメントなど、ウィーンゆかりの作曲家の名曲の魅力を独特の〝ウィーン訛り〟で堪能させてくれる。今日までウィーン・フィルの名手たちによって受け継がれてきた伝統の音色が魅力。
  • ステレオ時代にはリーダーがアントン・フィーツに交代して活躍し続けました。本盤は新リーダーのアントン・フィーツ時代の演奏で、ステレオ録音によってリアル感のあるしっかりとした陰影があり、淡々とした美しさを奥深い透明感で貫いて描ききる素晴らしい名録音。当時のウィーン・フィルの ―― Anton Fietz, violin; Philipp Mattheis, violin; Gunther Breitenbach, viola; Nikolaus Hubner, cello; Johann Krump, double-bass ―― 名手揃い。勿論、クラリネット独奏は高名ウィリーの弟アルフレッド、ウラッハの正式継承者としてウィーン・フィルを支え続けた名手。伝統的な良さを残しながらもウィーンの名手達が弾力的なリズム感と固い構成感で全体を見失わせない実に上手い設計で聴かせてくれる演奏は、きわめて余裕のある進行で一分の隙も無い名演です。
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  2. SXL21-034-B

プロダクト・ディテール(ヴィンテージ盤)

  1. レーベル
    DECCA
  2. 楽曲
    1. ディヴェルティメント第17番
    2. ディヴェルティメント ニ長調
  3. レコード番号
    SXL21 034-B
  4. 作曲家
    ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
  5. オーケストラ
    ウィーン・オクテットのメンバー
  6. 演奏者
    • Cello – Nikolaus Hübner
    • Double Bass – Johann Krump
    • Viola – Günther Breitenbach
    • Violin – Anton Fietz, Philipp Matheis
    • Horn – Josef Veleba, Otto Nitsch
  7. 録音年月
    1961年4月
  8. 録音場所
    ウィーン、ゾフィエンザール
  9. 録音プロデューサー
    エリック・スミス
  10. 録音エンジニア
    ジェイムズ・ブラウン
  11. 録音種別
    STEREO
  12. 製盤国
    DE(ドイツ)盤
  13. レーベル世代
    黒地に金文字レーベル, 優秀録音。


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