• 5月6日
    精神分析学の創始者、ジークムント・フロイトSigmund Freudが生まれた日(1856年)。フロイトの提唱する「精神分析」は19世紀末から20世紀にかけて、現代思想に大きな影響を与えた。当時は芸術の世界では画家のグスタフ・クリムトらが活躍していた頃。音楽家では、作曲家のグスタフ・マーラーが妻・アルマとの生活のことで思い悩みフロイトのもとを訪ねたことでも知られる。

  • 373336
  • GB DECCA JB30 カラヤン&ウィーンフィル ホルスト・惑星

  • ヴィンテージ盤レコード→JUBILEEレーベル。1961年の優秀録音です。カラヤンの「惑星」1回目の録音。(14A/19A)
  • ドイツとイギリスがヨーロッパを制覇。利害合意、巨大な帝国の黄金期を開いた。

    1. 第二次世界大戦は日本軍の無条件降伏、ポツダム宣言で集結したが終わっていない戦いもあった。殺傷する武器を置いて、楽器を担っての戦い。ドイツ国民のために国内に留まり、タクトを取り続けたヴィルヘルム・フルトヴェングラーはアメリカで活躍していたユダヤ人演奏家らからアメリカでのコンサートツアーを拒否された。
    2. 斯くして戦後、フルトヴェングラーの勢力下、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団で演奏することさえ制限されたのがヘルベルト・フォン・カラヤン。ナチ裁判から開放されたものの、ドイツで演奏会の指揮台に立てない。
    3. そこへ救いの手を差し出したのが英国EMIの名プロデューサー、ウォルター・レッグだった。演奏会が出来ないカラヤンのレコーディング専用オーケストラ、フィルハーモニア管弦楽団でたくさんのレコードを発売。
    4. 劇場での指揮は出来ずとも、レコードでカラヤンの名前は全世界に知られるようになる。ただカラヤンの悪い虫が騒いだというのか、オーディオへの関心を深めることになった。そして彼はステレオ録音を希望したが、折り悪く英国EMIの経営陣はステレオ録音に懐疑的だった。
    5. そうこうしていると、フルトヴェングラーが急死。カラヤンはウィーン・フィルに復帰できた。しかし、ウィーン・フィルは英国DECCAと専属関係にあったので、カラヤン指揮ではレコードを作れない。カラヤンはEMIとの契約更新を曖昧に引き伸ばしていた。
    6. そこに接近してきた英国DECCA社では、クレメンス・クラウス、エーリッヒ・クライバーといった看板指揮者らが1950年代に没故。1959年にEMIとの契約の切れたカラヤンと契約。DECCAが、このカラヤンでウィーン・フィルを完全掌握した誘惑が、《惑星》をステレオ録音しようというものだった。
    7. レコードのステレオ録音は、英国DECCAが先頭を走っていた。1958年より始まったステレオ・レコードのカッティングは、世界初のハーフ・スピードカッティング。 この技術は1968年ノイマンSX-68を導入するまで続けられました。斯くて、1965年までカルーショーが後世に伝えるに相応しいカラヤン&ウィーン・フィルの名盤をこの6年間で製作することになる。制作は英DECCAのジョン・カルーショー、エンジニアはジェームス・ブラウン&ゴードン・パリーの二頭立てという『ショルティの指輪』制作陣がそのまま担当するという力の入れよう。後世に語り継がれるオペラを、ウィーンのソフィエンザール(カルーショーがお気に入りだったリング収録場所)で着手。
    8. その録音セッショッンの合い間にカルーショーは有名管弦楽曲の録音。何れも全体に覇気が漲っていて、弦も管も美しく技巧的にも完成度は高い名盤を量産。後のEMIやDGGのベルリン・フィル盤にはない魅力タップリのまったく聴いていてダレるような箇所がない。
    9. カラヤンの指揮する曲は概して大胆さや迫力にプラスして、丁寧でかつ美しいということです。とりわけ、ゆっくりのテンポの美しい旋律は、カラヤンの最も得意とする部分だと思います。本盤では、例えば、怒濤のような旋律の中で、ぱっと花が咲くように美しいメロディーが流れる。この点にかけては、カラヤンは見逃さず見事に再現している。言い換えればダイナミックレンジが広いとでもいえましょうか。カラヤン&ウィーン・フィルの守備範囲とダイナミックレンジの広さを知らしめるのに役立っていると思います。
    10. イギリス最初の作曲家、グスターヴ・ホルスト作曲の《惑星》史上初録音として話題になった盤。魅力を列挙しますと、カラヤンと当時関係良好だったウィーン・フィルとの録音。カルーショーお気に入りだったリング収録場所、ウィーンのソフィエンザールでの録音セッション。ウィーン・フィルの奏でる美音はこの他の録音とは全く別次元の高みに達しています。豊麗にして精妙無比。
    1. 3733068
    2. JB30
    1. 戦争兵器の技術がもたらした音楽の快楽。

    2. ― 世界大戦への気配の最中、潜水艦ソナーのために開発された〝Hi-Fiサウンド〟はレコード・マニアに大いに喜ばれ「ステレオはロンドン」というイメージを決定づけた。

    3. ステレオ録音黎明期1958年から、FFSS(Full Frequency Stereophonic Sound)と呼ばれる先進技術を武器にアナログ盤時代の高音質録音の代名詞的存在として君臨しつづけた英国DECCAレーベル。第2次世界大戦勃発直後の1941年頃に潜水艦ソナー開発の一翼を担い、その際に、潜水艦の音を聞き分ける目的として開発された技術が、当時としては画期的な高音質録音方式として貢献して、レコード好きを増やした。
    4. 英DECCAは、1941年頃に開発した高音質録音ffrrの技術を用いて、1945年には高音質SPレコードを、1949年には高音質LPレコードを発表した。1945年には高域周波数特性を12KHzまで伸ばしたffrr仕様のSPレコード盤を発売し、1950年6月には、ffrr仕様の初のLPレコード盤を発売する。
    5. 特にLPレコード時代には、この仕様のLPレコードの音質の素晴らしさは他のLPレコードと比べて群を抜く程素晴らしく、その高音質の素晴らしさはあっという間に、当時のハイファイ・マニアやレコード・マニアに大いに喜ばれ、「英デッカ=ロンドンのffrrレコードは音がいい」と定着させた。
    6. 日本では、1954年1月にキングレコードから初めて、ffrr仕様のLPレコード盤が発売された。その後、1950年頃から、欧米ではテープによるステレオ録音熱が高まり、英DECCAはLP・EPにて一本溝のステレオレコードを制作、発売するプロジェクトをエンジニア、アーサー・ハディーが1952年頃から立ち上げ、1953年にはロイ・ウォーレスがディスク・カッターを使った同社初のステレオ実験録音をマントヴァーニ楽団のレコーディングで試み、1954年にはテープによるステレオの実用化試験録音を開始。この時にスタジオにセッティングされたのが、エルネスト・アンセルメ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団の演奏によるリムスキー=コルサコフの交響曲第2番「アンタール」。その第1楽章のリハーサルにてステレオの試験録音を行う。アンセルメがそのプレイバックを聞き、「文句なし。まるで自分が指揮台に立っているようだ。」の一声で、5月13日の実用化試験録音の開始が決定する。この日から行われた同ホールでの録音セッションは、最低でもLPレコード3枚分の録音が同月28日まで続いた。
    7. 繰り返し再生をしてもノイズのないレコードはステレオへ。
      1958年にヨーロッパや米RIAAのステレオ・レコードの規格として45/45方式を採用したのを期に、DECCAは自社で開発したV/L方式を断念し、ステレオ・レコードの標準規格となった45/45方式による同社初のステレオ・レコードを7月には、発売。
    8. その際に、高音質ステレオ録音レコードのネーミングとしてFFSSが使われた。ffrr技術を受け継いだffss(Full Frequency Stereophonic Sound, 全周波数立体音響)を発表。以来、数多くの優秀なステレオ録音のレコードを発売。そのハイファイ録音にステレオ感が加わり、「ステレオはロンドン」というイメージを決定づけた。Hi-Fiレコードの名盤が多い。
    9. 録音自体は早く1955年7月、世界初のステレオによるワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」全4部作を録音を皮切りに、米RCAビクターへの録音をステレオで開始してLiving Stereoシリーズは大成功する。
    10. レコードのステレオ録音は、英国DECCAが先頭を走っていた。1958年より始まったステレオ・レコードのカッティングは、世界初のハーフ・スピードカッティング。この技術は1968年ノイマンSX-68を導入するまで続けられた。
  • プロダクト・ディテール(ヴィンテージ盤)

    1. オーケストラ
      ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
    2. 指揮者
      ヘルベルト・フォン・カラヤン
    3. 作曲家
      グスターヴ・ホルスト
    4. 曲目
      交響組曲「惑星」
    5. 録音年月日
      1961年9月5~22日
    6. 録音場所
      ウィーン、ゾフィエンザール
    7. 録音チーム
      プロデューサー:ジョン・カルーショー、エンジニア:ジェームス・ブラウン&ゴードン・パリー。
    8. レーベル
      DECCA
    9. レコード番号
      JB30
    10. 録音種別
      STEREO
    11. 製盤国
      GB(イギリス)盤
    12. レーベル世代
      JUBILEEレーベル
    13. Stamper
      14A/19A
  • ショップ・インフォメーション(このヴィンテージ盤はショップサイトの扱いがあります。)

    1. 品番
      373336
    2. 盤コンディション
      良好です(MINT~NEAR MINT)
    3. ジャケットコンディション
      良好です
    4. 価格
      7,700円(税込)
    5. 商品リンク
      https://www.lpshop-b-platte.com/SHOP/373336.html
    6. ショップ名
      輸入クラシックLP専門店 ベーレンプラッテ
    7. ショップ所在地
      〒157-0066 東京都世田谷区成城8-4-21 成城クローチェ11号室
    8. ショップアナウンス
      べーレンプラッテからお客様へ
      当店のレコードは、店主金子やスタッフたちが、おもにヨーロッパに直接出向き、実際の目と耳で厳選した、コンディション優秀な名盤ばかりです。国内で入手したものや、オークション品、委託商品はございませんので、安心してお求めになれます。
  • CD,LPの購入はアマゾンからできます。
  • ホルスト:組曲「惑星」
    ヘルベルト・フォン・カラヤン
    ユニバーサル ミュージック
    2018-12-19
  • ホルスト : 組曲 「惑星」 作品32 (Gustav Holst : The Planets / Vienna Philharmonic Orchestra , Herbert Von Karajan)
    ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
    GRAND SLAM
    2013-10-20
  • HOLST/ THE PLANET [Analog]
    KARAJAN
    VINYL PASSION CLASSICAL
    2015-05-06
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商品名GB DECCA SXL2305 カラヤン&ウィーンフィル ホルスト・惑星
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