• 5月1日
    ドヴォルザークが没した日(1904年)。スメタナからの流れを受け継いで、チェコの国民音楽を押し広げた。「新世界より」の名称でも有名な《交響曲第9番》や、メランコリックな世界観でおなじみ《スラヴ舞曲集》、民謡をもとにした旋律が散りばめられた《チェロ協奏曲》など、卓越した音楽的センスでチェコの民族的な精神を生かしながらも世界に認められ、後世にも愛される作品を残した。

  • 362844
  • GB COLUMBIA 33CX1642 ヘルベルト・フォン・カラヤン ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ドヴォルザーク・交響曲9(5)番「新世界」/スメタナ・交響詩「モルダウ」

    • Record Karte
    • GB DARK BLUE with SILVER Lettering, 1957年の優秀録音です。
      • 演奏:ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
      • 録音:1957年11月28,29日、1958年1月6,7日(新世界から)、5月18~20日(新世界から、モルダウ)ベルリン、グリュンネヴァルト教会におけるセッション録音。
      • プロデューサー:ウォルター・レッグ
      • エンジニア:ホルスト・リントナー
      • 曲目
        1. ドヴォルザーク:交響曲9(5)番「新世界より」
        2. スメタナ:交響詩「モルダウ」
    • 《カラヤンの名盤セレクト・トップ10》
    • 〝決して手抜きをしないのがカラヤン〟と〝完璧主義者のレッグ〟が生み出した陶酔。理想的なレコード・サウンド!

    • カラヤン=ベルリン・フィルは20世紀クラシック界最高の組合せでした。1956年ベルリン・フィルの終身常任指揮者に就任して以来、カラヤンはこの超一流オーケストラを完全に手中に収め、素晴らしい名演を世に送りつづけます。既にカラヤン流のスタイルが確立していたことが分かる。ベルリン・フィルとのステレオでの録音第1号。1950年代の数少ないステレオ録音としても貴重です。

    • ドイツ・グラモフォン盤に無い魅力が本盤に有る、スタイリッシュなアントニン・ドヴォルザークの《新世界より》です。この名曲はドヴォルザークの交響曲第9番ですが、レコード盤のラベル面、レコード・カバー裏のライナーを見ればわかりますが、交響曲第5番と表記されています。カラヤンはドイツ・グラモフォンでも同曲をレコード発売しますが、それでは「第5(9)番」と初版では印刷されている。ドヴォルザークの原典版がチェコ国内では整備され始めていましたが、国際版で作品番号の変更が行われるようになった時期だったから、まだローカル色がどうこうという状態じゃなかった。ヘルベルト・フォン・カラヤンがつくる洗練されたスタイルこそがドヴォルザークの一般音楽ファンに浸透させるのには大きな働きとなったと、わたしは信じている。この時期、ドイツ・グラモフォン専属だったベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と英EMIへの録音が始まる。英EMIの偉大なレコード・プロデューサー ウォルター・レッグは戦後ナチ党員であったとして演奏を禁じられていたカラヤンの為に、レッグ自ら1945年に創立したフィルハーモニア管弦楽団を提供し、レコード録音で大きな成功を収めた。演奏はオーケストラに合奏の完璧な正確さを要求し、音を徹底的に磨き上げることによって聴衆に陶酔感をもたらせ、さらにはダイナミズムと洗練さを同時に追求するスタイルで、完全主義者だったレッグとうまが合ったのは当然といえば当然で、出来栄えも隙が無い。決して手抜きをしないのがカラヤンの信条であったという。1954年にドイツ音楽界に君臨していたヴィルヘルム・フルトヴェングラーの急逝にともない、翌1955年にカラヤンは、ついにヨーロッパ楽壇の頂点ともいえるベルリン・フィルの首席指揮者の地位に登りつめた。レッグがEMIから去るのも間近と思われていたこの頃で、ここでレッグとカラヤンの関係は終止符を打つが、この録音はカラヤンのドイツ・グラモフォン移籍のための手切れ金替わりとされている。当時、懐疑的な思いをイギリスEMI経営首脳陣はステレオ録音に持っていて、一方ではステレオ録音をしたいというカラヤンの強い希望を持っていて。その条件としてEMIの提案がベルリン・フィルを指揮しての《新世界より》だったのだろう。英コロムビア時代のカラヤンの指揮は殆どがフィルハーモニア管とのものですが、本盤はそうしたコロムビア時代には大変珍しいベルリン・フィルとの組み合わせ。記憶では本盤含めて2枚しかないと思います。斯くしてこの《新世界より》には、フィルハーモニア管でレコードを発売するよりも「ベルリン・フィルがEMIに初登場!」とする宣伝の効果は大きかっただろう。だったらステレオ盤で発売しても成果はあると算用したと思う。ステレオ盤では1959年に初発。担保か更に同じ日にパウル・ヒンデミットの《画家マチス》も録音している。後にベドルジハ・スメタナの交響詩《モルダウ》を組み合わせる変更になったのかと想像する。
    • 「人間味」と「完璧さ」という相反する引き合いが、素晴らしい相乗効果を上げる。

    • ある対談の中でヘルベルト・フォン・カラヤンは、『自分が指示を出さない時にオーケストラが群れをなす鳥のように天空を羽ばたく瞬間がある』と言っています。このレコードでも命令に従う集団以上の自発性がベルリン・フィルハーモニー管弦楽団にはあり、指揮者もある程度それを楽しんでいる。
    • ただ、カラヤンの理想の振り幅の中にあるから、カラヤンの音楽になっている。カリスマ的芸術性と器用な職人気質を併せ持ったカラヤンは、一回性の熱情と、それに相反する録音芸術としての綿密な音楽設計を両立できた指揮者でした。
    • ある録音でホルン奏者の音の上ずりに気がついたエンジニアが、録り直しを確認したらカラヤンは、その自然さを良しとした話が象徴している。
  • 販売レコードの写真

    1. 362844
    2. 33CX1642
  • プロダクト・ディテール(オリジナル盤)

    1. レーベル
      COLUMBIA
    2. レコード番号
      33CX1642
    3. 作曲家
      1. アントニン・ドヴォルザーク
      2. ベドルジハ・スメタナ
    4. 楽曲
      1. 交響曲第5(9)番「新世界より」
      2. 交響詩「モルダウ」
    5. オーケストラ
      ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    6. 指揮者
      ヘルベルト・フォン・カラヤン
    7. 録音年月日
      1957年11月28,29日、1958年1月6,7日(新世界から)、5月18~20日(新世界から、モルダウ)
    8. 録音場所
      ベルリン、グリュンネヴァルト教会
    9. 録音プロデューサー
      ウォルター・レッグ
    10. 録音エンジニア
      ホルスト・リントナー
    11. 録音種別
      MONO
    12. 製盤国
      GB(イギリス)盤
    13. レーベル世代
      ブルー&シルバーレーベル
  • ショップ・インフォメーション(このヴィンテージ盤はショップサイトの扱いがあります。)

    1. 商品番号
      362844
    2. 盤コンディション
      良好です(MINT~NEAR MINT)
    3. ジャケットコンディション
      良好です(取り出し口にわずかな傷みあり)
    4. 価格
      8,800円(税込)
    5. 商品リンク
      https://www.lpshop-b-platte.com/SHOP/362844.html
    6. ショップ名
      輸入クラシックLP専門店 ベーレンプラッテ
    7. ショップ所在地
      〒157-0066 東京都世田谷区成城8-4-21 成城クローチェ11号室
    8. ショップアナウンス
      べーレンプラッテからお客様へ
      当店のレコードは、店主金子やスタッフたちが、おもにヨーロッパに直接出向き、実際の目と耳で厳選した、コンディション優秀な名盤ばかりです。国内で入手したものや、オークション品、委託商品はございませんので、安心してお求めになれます。
  • CDはアマゾンで購入できます。
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