1000セット限定で全曲+解説盤を、コンプリートして豪華な木箱に入れ発売されたものです。足かけ8年の歳月を費やしてデッカによってスタジオ制作された永遠の名盤です。 ...本文を読む
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GB COLUMBIA CX1574-75 オットー・クレンペラー ノルドモ=レーヴベリ ルートヴィヒ クメント ホッター フィルハーモニア管 ベートーヴェン 交響曲9番 エグモント序曲
確かに古いスタイルながら純粋にスコアを再現した音が一杯詰まっている。こういうレコードはヴィンテージのかおるオーディオの再生音が良く似合う。 ...本文を読む
GB COLUMBIA SAX5269 オットー・クレンペラー ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 シューマン 交響曲1番《春》 マンフレッド序曲
クレンペラー持ち前の素晴らしい造形力でシューマンが持つロマン性を遺憾なく発揮させ、本質を見事に抉りだした。自分の思い通りにオーケストラをドライブするという技術において、クレンペラーの右に出る者はいない。 ...本文を読む
GB COLUMBIA SAX2398 オットー・クレンペラー フィルハーモニア管弦楽団 メンデルスゾーン 交響曲4番「イタリア」 シューマン 交響曲4番
メンデルスゾーンの軽やかなイメージを覆したクレンペラーならではのアプローチによる演奏。シューマンも曲から深遠な神秘性を引き出した感動的内容です。 ...本文を読む
GB COLUMBIA SAX2485 アニー・フィッシャー オットー・クレンペラー フィルハーモニア管弦楽団 シューマン リスト ピアノ協奏曲
クレンペラーもやり甲斐があっただろう。緊張感の高さでは随一。作曲家が楽譜に期待した以上にピアノの魅力を演奏にしっかりと滲ませてくる。ピアノを知り尽くし、ピアノを活かしきったアニー・フィッシャーとの共演。 ...本文を読む
GB EMI ESD1077631 イダ・ヘンデル ポール・トルトゥリエ パーヴォ・ベルグルンド ボーンマス交響楽団 ウォルトン チェロ協奏曲 ヴァイオリン協奏曲
聴き終わって『音楽を聴いた』と充実出来る。イダ・ヘンデルの演奏は誰の表現にも似ていない。必要以上に細部のミスに拘ったような雰囲気は感じられない。 ...本文を読む
GB EMI HQS1289 ポール・トルトゥリエ 岩崎淑 チェロ曲集
目前で演奏に接しているような存在感。自らの道を迷わず歩む求道者のような剛毅な音楽を奏でていたトルトゥリエの演奏は、音楽表現における精神の在り方について、常に真剣に取り組み、実際、内なる声を大切にした。 ...本文を読む
GB DECCA SDDF337-9 エルネスト・アンセルメ スイス・ロマンド管弦楽団 ラヴェル 管弦楽名曲選
冷たく青い光を放ち、時に赤く燃えさかり、時に白熱するアンセルメの全然土臭くない都会的な表現。しかし、アンセルメのニュアンスに富んだ表現はまさに絶妙でフランス的な陰影もタップリでスコアを十全に見据えた解析力を感じます。 ...本文を読む
GB DECCA LXT5302 アルフレード・カンポーリ ピエロ・ガンバ ロンドン交響楽団 パガニーニ クライスラー 一楽章のヴァイオリン協奏曲 サン=サーンス ヴァイオリン協奏曲3番
楽器が放つ音に色彩や音量の変化を綿密に施していくカンポーリの音楽性は、縫い目のない布のような、トルソーの少女像が甘美な官能的なものに変化していく様な艶めかしさも感じられて脱帽もの。 ...本文を読む
GB DECCA SET514-7 ヘルベルト・フォン・カラヤン ニコライ・ギャウロフ ガリーナ・ヴィシネフスカヤ マルッティ・タルヴェラ ウィーン・フィル ムソルグスキー ボリス・ゴドノフ(全曲)
華のない重量級のオペラ。なのに圧倒的な音響と熱狂に心奪われるのは、カラヤンの演奏だからなのか、他の指揮者は出来るのだろうか。展覧会の絵を遥かに凌駕する傑作だと確信している。 ...本文を読む
GB DECCA SXL6067 ヘルベルト・フォン・カラヤン ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 モーツァルト 交響曲41番 ハイドン 交響曲103番《太鼓連打》
テンポは案外速くはありません。後の演奏と比べると確かにレガートの度合いは幾分控え目で、その分爽やかに、ややダイナミックに感じます。 ...本文を読む
GB DECCA 5BB123-4 レオンタイン・プライス ジュゼッペ・ディ・ステーファノ ジュゼッペ・タデイ フェルナンド・コレナ ヘルベルト・フォン・カラヤン ウィーン・フィル プッチーニ トスカ
音による演出の巧者、カルショウ・プロデュースの“ラジオ・ドラマ”的オペラ。プライスとステファノの組み合わせが魅力的。それにスカルピアを歌うタッディの悪役ぶりはなかなか凄味がある。そして、カラヤンのドラマの構築がまた見事というほかない。 ...本文を読む
GB DECCA SET209-11 ヘルベルト・フォン・カラヤン マリオ・デル=モナコ レナータ・テバルディ アルド・プロッティ ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ヴェルディ オテロ
冒頭のシンバルの音を聴いただけで凄い録音だという事が理解できる『オテロ』の代表的名盤。豪華なキャストとオーケストラと最高音質を誇った DECCA とくれば、否でも応でも注目だ。 ...本文を読む
DE DGG SLPM139 974 ヘルベルト・フォン・カラヤン ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 シベリウス 交響曲4番/交響詩「トゥオネラの白鳥」
北欧らしさは無く。「凄味」をこれほど感じさせる演奏もない漆黒の音楽。深層心理を探求したような内省的で晦渋な第4番の存在意義は何なのか。 ...本文を読む
AT DGG SLPM139 371 クラウディオ・アバド ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ブラームス セレナーデ2番、大学祝典序曲
ブラームスを演奏する時、アバドはベルリン・フィルから腰が据わった響きを引き出しつつ、もっと横に軽やかに流線型にモチーフの移り変わりを歌っていきます。 ...本文を読む
DE DGG 2532 020 クラウディオ・アバド シカゴ交響楽団 マーラー 交響曲1番「巨人」
アバドの生き生きとした、巨人です。弱音部の緊張のなか、繊細な美しい演奏です。そして最終楽章ではパワフル・個性が全開の盛り上がりです。シカゴ交響楽団の余裕のある盛り方や弦楽器の発音がとても魅力的です。 ...本文を読む
DE DGG SLPM139 383 マルタ・アルゲリッチ クラウディオ・アバド ロンドン交響楽団 ショパン リスト ピアノ協奏曲1番
録音が非常に優秀。体感しようよ。アルゲリッチ若き日の情熱!このアナログ盤からのエネルギッシュな再生音はスリリングでもある。 ...本文を読む
FR DGG 413 235-1 マルタ・アルゲリッチ クラウディオ・アバド ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ ロンドン響 ワシントン・ナショナル響 ショパン ピアノ協奏曲1&2番 ピアノソナタ2&3番
ここまで奔放に弾くピアニストはなかなか他には見当たらない。自分の興に素直に従いながらも一線を超え無い、故に奔放さの中に奥行きが生まれている。2枚組。 ...本文を読む