自らの道を迷わず歩む求道者のような剛毅な音楽を奏でていた名チェリスト。芯の太い音色で、それに伴う音色、表現の微妙な変化、自然とトルトゥリエの世界に誘われます。 ...本文を読む
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GB EMI HQS1289 ポール・トルトゥリエ 岩崎淑 アンコール〜チェロ曲集
目前で演奏に接しているような存在感。自らの道を迷わず歩む求道者のような剛毅な音楽を奏でていたトルトゥリエの演奏は、音楽表現における精神の在り方について、常に真剣に取り組み、実際、内なる声を大切にした。 ...本文を読む
GB EMI ASD2822 サー・エイドリアン・ボールト ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 エルガー 序曲集
「君に任せておけば、私の将来の評価も安泰だ」とエルガーは労った。これにボールトは「作品が素晴らしいので、オーケストラに任せておけば大丈夫」と答えた。 ...本文を読む
GB EMI ASD2906 ポール・トルトゥリエ サー・エイドリアン・ボールト ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 エルガー チェロ協奏曲
表情も見えるほどの優秀録音。冒頭より太く、重々しく、深く男性的パワフルな演奏。そして、より繊細な音楽表現で魅了しております。エルガーが達した最後の境地と言える郷愁と懐古に満ちた清らかさを持っている。 ...本文を読む
GB EMI ASD3330 サー・エイドリアン・ボールト ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 エルガー 交響曲1番
大英帝国の残照の中に古色蒼然と燻ぶっていたオーケストラと、がならず急がず晩年の達観したエルガー感を投影させたボールト。多様なエルガーが聴かれる時代となった今こそ、作曲者の原典とは何かを考察するにも必聴。 ...本文を読む
GB DECCA LXT5222 ミッシャ・エルマン サー・エイドリアン・ボールト ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 ブルッフ ヴァイオリン協奏曲1番 ヴィエニャフスキ ヴァイオリン協奏曲2番
美音の代名詞ともなったエルマン・トーンで名高いエルマン。独特なヴィブラートやポルタメントの多用、テンポの揺れなどオールド・スタイルを堪能できる。 ...本文を読む
GB LONDON LPS90 アルフレッド・カンポーリ エドゥアルト・ファン・ベイヌム メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲
イタリアの青い空、地中海の碧い色。陽気さ、明るい、そういう音色、そして一抹の陰り・・哀愁。懐かしさと郷愁も感じる、そんなヴァイオリンの音色に惚れた。 ...本文を読む
GB DECCA LXT5014 アルフレッド・カンポーリ サー・エイドリアン・ボールト ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 エルガー ヴァイオリン協奏曲
クライスラーが演奏するのを念頭にエルガーが作曲した至極高潔な、艶めかしい名曲。このヴァイオリン協奏曲を些かも演奏に押し付けがましさが微塵もなく、明るくサラリとカンポーリは仕上げている。 ...本文を読む
GB LONDON CS-6047 アルフレッド・カンポーリ サー・エイドリアン・ボールト メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ブルッフ スコットランド幻想曲
楽器が放つ音に色彩や音量の変化を綿密に施していくカンポーリの音楽性は、トルソーの少女像が甘美な官能的なものに変化していく様な艶めかしさも感じる。 ...本文を読む
GB DECCA LXT5352 アルフレッド・カンポーリ ヨーゼフ・クリップス ロンドン交響楽団 ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲
楽器が放つ音に色彩や音量の変化を綿密に施していくカンポーリの音楽性は、トルソーの少女像が甘美な官能的なものに変化していく様な艶めかしさも感じられて脱帽もの。 ...本文を読む
GB DECCA ACL92 ザラ・ネルソヴァ ヨーゼフ・クリップス ロンドン交響楽団 ドヴォルザーク チェロ協奏曲
雄大なスケール感とか深々とした響きとか、あるいは郷愁漂う歌い口とかいった演奏とは異なり、非常に耳あたりのよい親密さを感じるもので、静かな語り口の中にも巧まず滲み出る自然な歌心があって惹き付けられます。 ...本文を読む
FR RCA 645 006 アルトゥール・ルービンシュタイン シューマン 謝肉祭、幻想小曲集
生涯を通じてシューマンの作品に強い共感を抱き、自家薬籠中のものとしていたルービンシュタイン。心技とも最も充実していた演奏で作品に内包されたファンタジーとロマンティシズムが、豊かな音色で紡ぎ出されてゆく。 ...本文を読む
GB RCA SER5628-30 アルトゥール・ルービンシュタイン グァルネリ弦楽四重奏団 ブラームス ピアノ四重奏曲全集 シューマン ピアノ五重奏曲
情感豊かでスケールの大きいルービンシュタインのピアノと密度の濃いアンサンブルを誇るグァルネリ四重奏団の合体でロマン派室内楽の名作が奥深く堪能できる。 ...本文を読む
GB RCA SER5701-02-03 アルトゥール・ルービンシュタイン ヘンリク・シェリング ベートーヴェン ブラームス ヴァイオリン・ソナタ集
伝統を誇るレーベルが擁する歴史的名演。端正で気品にあふれるシェリングと力感と味わいを兼ね備えた老巨匠ルービンシュタインのベートーヴェンとブラームス。 ...本文を読む
GB RCA RB16185 アルトゥール・ルービンシュタイン ヨーゼフ・クリップス RCAビクター交響楽団 ブラームス ピアノ協奏曲2番
70歳も目前にしながらも難曲をいとも簡単に弾きこなし、そして音楽的成熟していったルービンシュタインの演奏にはただただ脱帽ですが、それはクリップスとの阿吽の呼吸からうまれるものだと再認識される名録音です。 ...本文を読む
GB RCA RB16093-5 アルトゥーロ・トスカニーニ NBC交響楽団 ラモン・ヴィナイ ヘルヴァ・ネッリ ジュゼッペ・ヴァルデンゴ ヴェルディ オテロ
「オテロ」の記念碑的演奏。ヴィナイ、ヴァルデンゴらの歌唱も見事だが、初演でチェリストを務めたトスカニーニが晩年指揮を担った凄まじきは迫真の棒さばき。それまでの放送録音を聴き慣れていた耳を驚嘆させた。 ...本文を読む
IT RCA LMD6108 アルトゥーロ・トスカニーニ NBC交響楽団 ブラームス 交響曲全集
強靱でありながらもしなやかさを失わない底光りするような響きでもって、一点の緩みもなく音楽が推進していく様は流石に説得力があります。 ...本文を読む
GB EMI ALP1039-40 アルトゥーロ・トスカニーニ NBC響 ファーレル メリマン ピアース スコット べートーヴェン 交響曲9番「合唱」、1番
カーネギー・ホールで録音された、有名なトスカニーニが満足した「第九」。フルトヴェングラーと比肩する演奏で特に第3楽章アダージョは比類なき美しさ。 ...本文を読む