無調だの十二音技法だのを忘れれば、今やニュースや映画音楽やCMなどに満ち満ちている音楽の一つの源流。クールで都会的なニューヨークの摩天楼が似合う音楽。 ...本文を読む
通販レコード・新着盤
FR CBS SBR155-005 スターン ストラヴィンスキー コロンビア交響楽団 ストラヴィンスキー・ヴァイオリン協奏曲、3楽章の交響曲
洗練された趣味と安定した技巧による胸のすく快演。自作自演ですから本人の意匠が隅々まで行き渡っています。スターンも指示通り弾き熟している様が判ります。 ...本文を読む
AU CBS SBR235135 イーゴリ・ストラヴィンスキー シカゴ響 コロンビア響 バレエ曲集・オルフェウス、ミューズの神を率いるアポロ
滴り落ちてくる抒情性に富んだ傑作。ストラヴィンスキー自身による余分な誇張なしに書かれた音符そのまま辿るというのをモットーに本質が浮かびあがってくる。 ...本文を読む
GB CBS 72652 ピエール・ブーレーズ BBC響 ストラヴィンスキー・火の鳥(1910年版)、バルトーク・「弦楽器、打楽器、チェレスタのための音楽」
ブーレーズのアプローチは目詰まりしない流麗なフレージングが特徴で、解像度の高いサウンドとリズムが印象に残る。余剰を排し端的に曲の核心をついた演奏。 ...本文を読む
GB CBS 77324 ブーレーズ コヴェント・ガーデン王立歌劇場管 マッキンタイア ゼーダーシュトレーム ミントン ワード シャーリー ドビュッシー・ペレアスとメリザンド
曖昧さの精妙な音の綾を描き分けたブーレーズの指揮。独自の視点から見た独特な演奏で、近代フランス印象主義音楽の節度と洗練の極致とも感じ取れる作品です。 ...本文を読む
FR CBS S72533 ピエール・ブーレーズ フィルハーモニア管 ドビュッシー・海
現代フランスの偉大な作曲家、指揮者、ブーレーズのフランスの黄金時代を築いたドビュッシーの作品集。既成概念の再考を激しく迫る、この時代のブーレーズならではの作品の立体的構造を透かし彫りにして見せた演奏だ。 ...本文を読む
DE CBS 79404 ピエール・ブーレーズ クリーヴランド管 ニューヨーク・フィル ラヴェル管弦楽全集
もはやグロテスクとしか形容しようもない。既成のイメージに染まった作品から汎ゆる嘘を剥ぎ取ってしまおう、とでもいうような急進的な姿勢が最大の特徴です。 ...本文を読む
GB COLUMBIA SCX3545 ルイス・レイン クリーヴランド・ポップス・オーケストラ ムジカ・アメリカーナ
セルの「第1ヴァイオリンのパートの裏で第2ヴァイオリンは何をしているのか」の問いに的確に答えたレインにセルを感心させたとか。お気に入りの片鱗を聴く。 ...本文を読む
GB COLUMBIA 33SX1682 モーリス・シャープ ルイス・レイン クリーヴランド管 グリフス フット オネゲル ハンソン フルート曲集
特にフランスやアメリカには無名だが思わず息を呑む木管楽器奏者がたくさんいる。クリーブランド管弦楽団の演奏を好むのはフルートの音色が堪らないからです。 ...本文を読む
GB WORLD RECORD CLUB ST627 ジョージ・セル クリーヴランド管 シューベルト・交響曲9番「ザ・グレート」
シューベルトの本質に迫ろうと独自のオーケストレーションの改訂など、ゆるぎない造形力と引き締まった表現力、確かな構成力がより強固に全曲を統一している。 ...本文を読む
GB COLUMBIA SCX3575 レオン・フライシャー ジョージ・セル クリーヴランド管 ベートーヴェン・皇帝
初期ステレオ期を代表する名盤の一つ。古典派作品に相応しい引き締まったピアニズムで、セルが作り出す音楽に共感した推進力に満ちた心地よい演奏を展開する。 ...本文を読む
GB EMI ASD2525-2526 オイストラフ ロストロポーヴィッチ セル クリーヴランド管 ブラームス・ヴァイオリン&二重協奏曲
もっともオーソドックスな表現。二度と望めない鮮烈な個性のぶつかり合いによって生まれた、この奇跡の名盤にブラームスの音楽美と愉悦は語り尽くされている。 ...本文を読む
GB EMI COLH30 パブロ・カザルス ジョージ・セル チェコ・フィル ドヴォルザーク・チェロ協奏曲
カザルスはバッハの無伴奏チェロ組曲も録音が良いと思いましたが、まさにあのチェロが弾いているドヴォルザークだとわかる、びっくりするぐらい音質が良い。聴き始めるとついつい最後まで聴き通してしまう演奏です。 ...本文を読む
FR PHILIPS L01.294L パブロ・カザルス ヨゼフ・シゲティ マイラ・ヘス ブラームス・ピアノ三重奏曲2番&弦楽六重奏曲2番
これを耳にして平静な聴き手で居られるか。カザルスを中心とした豪華メンバーが音楽に真摯に立ち向かい、とてつもなく気宇の大きい魂の演奏を繰り広げている。 ...本文を読む
FR PHILIPS A01.207L パブロ・カザルス アイザック・スターン マイラ・ヘス ブラームス・ピアノ三重奏曲1番
その一貫して野太く熱い剛毅な演奏ぶりは共演者の心も掴んで素晴らしい高揚へと繋がってゆきます。実演のカザルス・スタイルを印象づけるホットな演奏の宝庫。 ...本文を読む
FR PHILIPS L01.369L パブロ・カザルス プラド祝祭管 ホルショフスキー シュナイダー シューマン・チェロ協奏曲、ピアノ三重奏曲1番
「ああ、可哀想なシューマン!」とカザルスが著書の中で、この曲のことにふれて語っている。食事をし、仕事をし、眠りにつくという生活を疎かにできない。 ...本文を読む
DE PHILIPS 6598 274 クララ・ハスキル ウィレム・ヴァン・オッテルロー ハーグ・レジデンティ管 シューマン・ピアノ協奏曲/子供の情景/色とりどりの作品
ハスキルの詩情に満ちた比類ない名演。力み返ることなく、ふわっと飛翔している感じがし、聴き手を瞬時に陶酔の中へ誘うシューマンのポエジーに溢れている。 ...本文を読む
FR PHILIPS L02.084L クララ・ハスキル パウル・ザッヒャー ウィーン響 モーツァルト・ピアノ協奏曲23番/ピアノソナタ10番他
高貴な香りは些かも色あせることはない。特に第23番の協奏曲はハスキルの代表的録音として有名なもので、モーツァルトのピアノの響きのイメージを作り上げている。 ...本文を読む
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