20世紀半ばのバロック演奏はロマンティックなスタイルが多かった様ですが、リズムの良い切れのある演奏により、ヘンデルらしい清々しさを感じさせてくれる。 ...本文を読む
通販レコード・新着盤
GB MERCURY MMA11052 ポール・パレー デトロイト交響楽団 ラフマニノフ・交響曲2番
ロシア風のメランコリックな抒情を希求する聴き手には、ややあっさりし過ぎているとの印象を与えることから、長らく〝怪演〟と評言されてきたが、現代においては主流となりつつある同曲の洗練された演奏の先取りだ。 ...本文を読む
US MERCURY SR90376 ポール・パレー デトロイト交響楽団 フランク・交響曲、ラロ・イスの王序曲、ナムナ組曲第1番
特にフランスものの瑞々しい演奏に定評があったポール・パレー。骨太でぐいぐいと推し進めるフランクがとりわけ素晴らしく、パレーの構築力が発揮されている。 ...本文を読む
GB MERCURY AMS16030 マルセル・デュプレ フランク・英雄的小品、オルガンのための3つのコラール
マルセル・デュプレのイマジネーション。最低音は32フィート管が響かせる16Hzの重低音。分かりやすい「迫力満点」の低音などとは一線を画する低音です。 ...本文を読む
GB DECCA LXT2578 ジャンヌ・ドゥメシュ バッハ&フランク・オルガンリサイタル
安価な装置で適度な美音を鳴らすより、高級な装置で真に高級な美しさをひき出す方が難しい。一般に知られざるオーディオの罠だ。泥沼はこの、『高級な』と錯覚されたものへの『期待』から始まってゆく。 ...本文を読む
GB DECCA LXT2759 エルネスト・アンセルメ スイス・ロマンド管 ヘンデル・オルガン協奏曲Op.4-1&Op.4-2
ストラヴィンスキーとは同時代を生きて親交を結び、20世紀の音楽史に偉大な足跡を残したスイスの大巨匠エルネスト・アンセルメの珍しいヘンデル。 ...本文を読む
JP LONDON K38C70044 カール・リヒター バッハ・トッカータとフーガ他
他の演奏と分けるものを精神性と呼ぶべきかどうか迷いますが、大型のオルガンでの峻烈な演奏から得られる、表現の振幅の大きいロマン的なバッハ解釈には、世俗音楽であろうとスタイルの違いを超越した雄弁さがある。 ...本文を読む
GB DECCA SXL2187 カール・リヒター ミュンヘン・バッハ管弦楽団 ヘンデル・オルガン協奏曲集 Vol.2
一点の曇りもない輪郭で響き渡る聖マークス教会のオルガンと、大きな編成のオーケストラによって、表現の振幅の大きいロマン的なヘンデル解釈を聴かせている。 ...本文を読む
GB DECCA SDD470 カール・リヒター ミュンヘン・バッハ室内管 ヘンデル・オルガン協奏曲第1番〜4番
大型のオルガンと大きな編成のオーケストラによって、表現の振幅の大きいロマン的なヘンデル解釈を聴かせている。スタイルの違いを超越した雄弁さがある。 ...本文を読む
NL DECCA SXL6790 イツァーク・パールマン ウラディーミル・アシュケナージ ベートーヴェン・クロイツェル
天才の対話。颯爽としてニュアンスも豊か。パールマン&アシュケナージのスケールの大きな表現と精妙なアンサンブルは、20世紀後半の演奏規範たる理想の共演。 ...本文を読む
DE EMI 1C067-43 139 ユーリ・エゴロフ シューマン・謝肉祭、パピヨン、トッカータ
美しい和声に関する絶対的な天分を持ち、丁寧なタッチで柔らかでふわっとした膨らみがある音を聴かせるピアニストだった。端整な佇まいの中にありったけのロマンと香気が詰め込まれている絶品中の絶品だ。 ...本文を読む
GB EMI SAN238-241 オットー・クレンペラー ダニエル・バレンボイム ニュー・フィルハーモニア管 ジョン・オールディス合唱団 ベートーヴェン・ピアノ協奏曲全集、合唱幻想曲
重厚なオーケストラにバレンボイムの若さ溢れる躍動感のあるピアノがよく溶け合った素晴らしい演奏。「全集なんて聴かない」と思われている方も聴いて下さい。 ...本文を読む
GB COLUMBIA 33CX1765 ダヴィッド・オイストラフ オットー・クレンペラー フランス国立放送管弦楽団 ブラームス・ヴァイオリン協奏曲
持ち前の美音を駆使して大家の芸を繰り広げるオイストラフを、クレンペラーは雄大なスケールで支え、風格ある中にも美しい限りのブラームスが展開される。 ...本文を読む
GB EMI ASD3377 アンドレ・プレヴィン リリアン・ワトソン デリア・ウォリス ロンドン響 フィンチリー・チルドレンズ・ミュージック・グループ メンデルスゾーン「夏の夜の夢」
通常の女声合唱によらず児童合唱を起用した、夢幻的な美しさに彩られた『真夏の夜の夢』。プレヴィンは、全編を詩情と幻想性豊かな音楽に仕上げています。 ...本文を読む
GB EMI ASD2547 オットー・クレンペラー ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 シューマン・交響曲3番 「ライン」「ファウスト」序曲
非常にゆったりとしたテンポの堂々たる壮麗さ。良くも悪くもシューマンらしい軽妙な浮揚感はそこにはなく、磨き抜かれた厳しさすら感じる音の世界が広がる。 ...本文を読む
GB EMI SXLP30196 オットー・クレンペラー ヘザー・ハーパー ジャネット・ベイカー フィルハーモニア管弦楽団 フィルハーモニア合唱団 メンデルスゾーン・真夏の夜の夢
クレンペラーのメンデルスゾーンは、実に個性的でありながらロマンティック。構築性に富んだ世界観に基づく演奏は、音楽そのものの質すらも引き上げてしまう。 ...本文を読む
NL PHILIPS 802 856-57LY ヴォルフガング・サヴァリッシュ ニュー・フィルハーモニア管 メンデルスゾーン・交響曲1,2番
時に近代の作品のように響くところはロンドンのオーケストラらしい面白いところ。忘れてはいけない颯爽とした名曲と全集の一環のサヴァリッシュの名盤。 ...本文を読む
AT EXLIBRIS PH6858 658-659 コリン・デイヴィス ジャネット・ベイカー エリック・タッピー トーマス・アレン ジュール・バスタン ロンドン響 ベルリオーズ・オラトリオ「キリストの幼時」
ベルリオーズをエキセントリックでグロテスクなロマン派の化け物だといった、何か特別扱いする人が多すぎて困るよ。ベルリオーズは、美しい作品が多いし…。 ...本文を読む
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