1970年代のEMIは若手ヴァイオリニストやピアニストの紹介に熱心だった。特にピアニストは鬼才として名前の残る演奏家が多い。ダニエル・アドニも録音が盛んだった。ゆったりと旋律を歌わせて情感の籠った演奏です。 ...
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GB EMI CLP1072 ベンノ・モイセイヴィチ ヒューゴ・リグノルド フィルハーモニア管弦楽団 ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲 他
ラフマニノフに「後継者」と言わしめショパンとシューマンを好みリストの超絶技巧を得意とする。精神と技巧を直結させた詩的で優美で自然な音色を聴かせます。 ...
GB EMI HQS1289 ポール・トルトゥリエ 岩崎淑 アンコール〜チェロ曲集
目前で演奏に接しているような存在感。自らの道を迷わず歩む求道者のような剛毅な音楽を奏でていたトルトゥリエの演奏は、音楽表現における精神の在り方について、常に真剣に取り組み、実際、内なる声を大切にした。 ...
GB EMI SXLP 30160 マウリツィオ・ポリーニ パウル・クレツキ フィルハーモニア管弦楽団 ショパン ピアノ協奏曲1番
ポリーニが18歳でショパン国際コンクールに優勝した直後にスタジオ録音されたもので、その後の謎の空白の時間の前後での彼の変貌ぶりを知る意味でも意味深いレコード。 ...
GB EMI ASD2851 ジャクリーヌ・デュ=プレ ダニエル・バレンボイム ショパン フランク チェロ・ソナタ
病に冒されていたデュ・プレが、5ヵ月ぶりに演奏ができる状態に戻り、急遽録音されたのがこの作品です。病に苦しむ人間の祈るような気分の入り混じるショパン、瞑想性と激しさが交錯するフランク、両者とも名演です。 ...
FR DGG 413 865-1 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ ボッケリーニ ヴィヴァルディ シューマン ドヴォルザーク チャイコフスキー グラズノフ タルティーニ ショパン チェロ協奏曲集
クラシック音楽にもバトルがあることを教えてくれた時代だ。彼ひとりを教材に米国から日本まで世界のあらゆる場所における奨励システムを学べるほどである。 ...
DE DGG SLPM18 766 スヴァトスラフ・リヒテル ハイドン ショパン ドビュッシー プロコフィエフ ピアノリサイタル SVIATOSLAV RICHTER
胸のすくような美しさを聴かせるよりは、壮大さを生かすべき弱音の繊細さが際立っている点で、精神の深味や詩情、ひっそりとした寂しさの表出が独壇場だ。 ...
DE DGG SLPM138 084 アンダ・ゲーザ ショパン 前奏曲、英雄ポロネーズ
アンダのソノリティは破綻をみせず、どんなに強奏しても決して音楽が煩くならない。こういうタイプのピアニストは緩徐楽章は緩慢に流れやすいのですが、アンダは急速な曲もゆっくりした曲も実に上手く弾いています。 ...
US RCA LM1981 ホセ・イトゥルビ MUSIC TO REMEMBER JOSE ITURBI
ジーン・ケリーやフランク・シナトラが出演したミュージカルでの活躍まで多彩な才能の持ち主としてもその名を残す名ピアニスト、ホセ・イトゥルビのドライな音を堪能。スポーツ観戦に似た感覚で一気に聴いてしまった。 ...
DE DGG SLPM138 084 アンダ・ゲーザ ショパン 前奏曲、英雄ポロネーズ
アンダの特徴は破綻をみせず、どんなに強奏しても決して音楽が煩くならない。こういうタイプのピアニストは緩徐楽章は緩慢に流れやすいのですが、アンダは急速な曲もゆっくりした曲も実に上手く弾いています。 ...