優雅で華やかなハープの音世界を満喫出来る。いかにモーツァルト時代、グランド・ハープがコンサート楽器として普及・認知されていったを如実に示す名盤。 ...
2019年07月
GB DGG 2530 333 ニカノール・サバレタ バッハ パルティータ2番、フランス組曲3番
サバレタが考案した8つのペダルを持つ楽器を使用、ラヴェルにも絶賛されたと言われる澄んだ音色が特色です。サバレタ自身の編曲によるバッハ作品集で、サバレタが得意とした透明感溢れる音色をたっぷり堪能できます。 ...
DE DGG SLPM139 155 ピラール・ローレンガー ジークフリート・ベーレント スペインのロマンセと民謡
舞曲起源は王宮だけでなく、人々の生活にもつながる。ここはたまたまギターが使用されているという印象で、癖を排除したところで芸術歌唱が引き立つものです。 ...
DE DGG 139 417 ジークフリート・ベーレント イ・ムジチ合奏団 ヴィヴァルディ カルッリ ジュリアーニ ギター協奏曲
イ・ムジチの音色の豊潤さで、古典的体裁を余すところなく表現している。しかもベーレントの独奏は腕が鳴ってしょうがないと言わんばかりの芸達者ぶりを示す。 ...
FR DGG 2542 203 ジークフリート・ベーレント ニカノール・サバレタ ペータース メルツェンドルファー ベルリン・フィル ロドリーゴ アランフェス協奏曲、セレナータ協奏曲
形式においても情感においても、古典性と民衆性を統合したものであることを望んだ、スペインの哀愁、そして明るさに満ちた協奏曲の背景には、市民戦争がある。 ...
GB DECCA SXL6490 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ ラインハルト・ペータース ウィーン・ハイドン管弦楽団 ハイドン モーツァルト アリア歌曲集
明晰さとテンポ感、完璧なコントロールで素晴らしい存在感。明晰なドイツ語と体に響くその余韻。歌手一人で曲を完全に支配してしまったような圧倒的迫力だ。 ...
GB DECCA SDD521 ヴォルフガング・シュルツ ヘルムート・ドイチュ ハイディ・リトシャウアー ハイドン フルート三重奏29番、28番、30番
色彩感溢れる豊穣な音色を聴かせてきたシュルツの、ウィーン・フルート・トリオ。丹念に探さないと出会えないが、オーソドックスな名演としてお薦めしたい。 ...
GB DECCA BR3079 ベンジャミン・ブリテン ピーター・ピアース ロンドン交響楽団 ブリテン 夜想曲
戦争レクイエムの準備をしている時に作曲された連作歌曲。切れ目なく演奏され、夢と現実の境界を彷徨う様な幻想的な世界が繰り広げられる。そこには甘美な夢もあれば悪夢もあり、眠れぬ夜もあれば永遠の眠りもある。 ...
GB DECCA SXL6175 ベンジャミン・ブリテン ピーター・ピアーズ ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ ロンドン交響楽団合唱団 カンタータ・ミゼリコルディウム
反戦をメッセージし続けたブリテンのクールさと熱っぽさが、混濁した響きの中から立ち昇ってくるのを聴くと、五感を刺激されるような大いなる感銘を覚える。 ...
GB DECCA SET252-3 ベンジャミン・ブリテン ガリーナ・ヴィシネフスカヤ ピーター・ピアーズ ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ ロンドン交響楽団 ブリテン 戦争レクイエム
ヴィシネフスカヤ(ロシア)、ピアーズ(イギリス)、フィッシャー=ディースカウ(ドイツ)と第二次大戦で中心となって戦った国の歌手が歌う象徴的な鎮魂曲。 ...