フィルハーモニア管とマリナーのコンビが節度あるリリシズム、洗練されたスタイルで緻密に描き出した好演。オージェとマレイの清澄な声の響きも魅力です。 ...
2016年11月
GB EMI CLP1072 ベンノ・モイセイヴィチ リグノルド フィルハーモニア管 ラフマニノフ・パガニーニの主題による狂詩曲 他
ラフマニノフに「後継者」と言わしめショパンとシューマンを好みリストの超絶技巧を得意とする。精神と技巧を直結させた詩的で優美で自然な音色を聴かせます。 ...
GB EMI CSD1301 モーラ・リンパニー ショパン・ワルツ集
レア度 No.1 のお勧め盤 ― 話題性だけでスターの階段上ってきたピアニストでない。ピアノの調べに魅了された記憶があったら彼女のレコードだったのかもしれませんね。 ...
GB EMI SXLP 30160 ポリーニ クレツキ フィルハーモニア管弦楽団 ショパン・ピアノ協奏曲1番
ポリーニが18歳でショパン国際コンクールに優勝した直後にスタジオ録音されたもので、その後の謎の空白の時間の前後での彼の変貌ぶりを知る意味でも意味深いレコード。 ...
GB EMI HQS1251 ダニエル・アドニ ショパン・ピアノ練習曲集
1970年代のEMIは若手ヴァイオリニストやピアニストの紹介に熱心だった。特にピアニストは鬼才として名前の残る演奏家が多い。ダニエル・アドニも録音が盛んだった。ゆったりと旋律を歌わせて情感の籠った演奏です。 ...
AU DECCA SXL6340 ケルテス&ロンドン交響楽団 ブラームス・セレナード1番
ブラームスの青年時代における管弦楽分野の習作ともいえる幸福感に満ちた第1番。ケルテスの推進力と抒情美を兼ね備えた指揮が作品の何気ない部分まで表情豊かに聴かせている。オーストラリア・プレス、オレンジ盤。 ...
GB DECCA SXL6285 タックウェル&ケルテス ロンドン響 リヒャルト・シュトラウス・ホルン協奏曲
イギリスを代表するホルン奏者として一世を風靡したバリー・タックウェルを独奏にシュトラウスの2曲と、その父親で有名なホルン奏者だったフランツの作品をカップリングした好企画。 ...
GB DECCA SXL6227 ケルテス ロンドン響 ブルックナー・交響曲4番「ロマンティック」
若手指揮者のホープだったケルテスのブルックナーは、はちきれそうな生命力に溢れ、シューベルト的な〈歌〉と〈舞踏〉の精神を高らかに歌い切った青春の記念碑だ。ケルテスの早逝の理由には暗殺説さえ挙げられる。 ...
GB DECCA 6D1-7 ケルテス&ロンドン交響楽団 ドヴォルザーク・交響曲1-9番
不滅のロンドン ffss ステレオ名盤。歯切れ良いリズム、華やかな色彩感覚が聴き応えあり。録音当時30代半ばの青年指揮者らしいフレッシュさが素晴らしく、それ故に尚の事ケルテスの早世が惜しまれる。 ...
GB CBS BRG72038 スターン&ストラヴィンスキー コロンビア交響楽団 ストラヴィンスキー・ヴァイオリン協奏曲、3楽章の交響曲
洗練された趣味と安定した技巧による胸のすく快演。自作自演ですから本人の意匠が隅々まで行き渡っています。スターンも指示通り弾き熟している様が判ります。 ...