34-17981

商品番号 34-17981

通販レコード→波ブラック銀文字 フラット重量盤[レア]

モーツァルトをどのように聴きますか? ― 世界に名高いショパン演奏家の1人、レギナ・スメンジャンカ(Regina Smendzianka)は1924年10月9日トルン生まれ。トルンは、ポーランド中北部ヴィスワ川のほとりに位置する工業都市。クラクフ国立音楽アカデミーを卒業した直後、ちょうど再開したフレデリック・ショパン国際ピアノコンクールの11位に入賞した。1950年から1955年にズビグニェフ・ジェヴィエツキの弟子となり、つづいて国際的な経歴を打ち立てた。スメンジャンカはショパン音楽アカデミーの教授を1996年まで務め、短い間ではあるが学長を務めた。1970年、1980年、1995年、2000年のショパン・コンクールの審査員を務めた。2011年9月15日、ワルシャワで死去。86歳没。コンクールの審査員としての面影が大きいが、演奏は非常に気品高く、奥の深いショパンを聴かせてくれる。どの曲の中にも仄暗さがあって、それが音楽にえも言えぬ陰影を作っている。音もとても美しい。本盤は、そのショパンが敬愛していたバッハとモーツァルトを組みあわせたプログラムとなる。曲は、《ピアノ協奏曲第4番イ長調》と、《ピアノ協奏曲24番ハ短調 K491》。1950年代にポーランドMUZAレコードのテスト・プレスは、ドイツ・グラモフォン工場にて製造されていた。そのためか、音質もモノラルとは思えない生きいきとしたサウンドで、1950年代のポーランドで弾かれていた熱気のようなものが、ひしひしと伝わってきます。
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