34-18893

商品番号 34-18893

通販レコード→蘭レッド・レーベル白文字盤

名ピアニストが心をこめぬいた、最愛のモーツァルト ― ルーマニア生まれで、病と闘いながらも演奏活動を続けた孤高のピアニスト、クララ・ハスキルを我々は今一度聴き直すべきです。音楽ファンに忘れがたい感動を与えた彼女の、詩情に満ちた気品あふれる比類ない、モーツァルトだと断言出来ます。ハスキルは芸術・文化の中心パリでピアノを学びました。若くて美しい天才的なピアニストが華々しく活躍する様を想像しますが、実は闘病生活を虐げられていたということです。病気との戦いは彼女の人生を大きく支配するものとなりました。病気に加えて第二次世界大戦はユダヤ人であるハスキルに過酷な運命をもたらしました。また、同じルーマニア出身のディヌ・リパッティとは深い友情に結ばれていたようです。しかし、そのリパッティの天才は若くして白血病に奪われてしまいました。というような彼女の生き様から、逃れられない運命に直面したときの人間の強さと孤独感を聞き取ることが出来ます。そして一方で限界に追い込まれたときの人間の本当の友情、やさしさを感ずることも出来ます。本盤のモーツァルトは限界に追い込まれたときの人間の本当の友情、やさしさを具現化したような稀有な名演だと言い得ます。モーツァルトを得意とした名女流ピアニスト「ハスキル」のピアノをイーゴリ・マルケヴィチ指揮によるラムルー管弦楽団がドラマティックにバックアップ。本作はハスキルの死、約1か月前に録音されたもの。
イーゴリ・マルケヴィチ(1912~1983)はキエフ生まれ、貴族だったために家族は、ロシア革命を逃れスイスに移住、音楽の教育はパリで受けたという国際派の大指揮者。妥協のない性格のため実力の割にはポストに恵まれず、ラムルー管弦楽団やモンテカルロ歌劇場管弦楽団、ハバナ・フィルハーモニー管弦楽団といったニ流どころのオーケストラの音楽監督に甘んじ、1970年代以降はフリーの立場で世界中のオーケストラに客演する傍ら、ベートーヴェンの交響曲の校訂に心血を注ぎました。録音は、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やシンフォニー・オブ・ジ・エアー、常任指揮者を務めていたロンドン交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、フランス国立放送管弦楽団といった名オーケストラを振って数多くの録音が残っています。本盤はモーツァルトの「ピアノ協奏曲」の代表盤であるばかりではなく、クララ・ハスキルとマルケヴィチの代表盤のひとつとも言える歴史的名盤です。
ヨーロッパ屈指の家電&オーディオメーカーであり、名門王立コンセルトヘボウ管弦楽団の名演をはじめ、多くの優秀録音で知られる、フィリップス・レーベルにはクララ・ハスキルやアルテュール・グリュミオー、パブロ・カザルスそして、いまだクラシック音楽ファン以外でもファンの多い、「四季」であまりにも有名なイタリアのイ・ムジチ合奏団らの日本人にとってクラシック音楽のレコードで聴く名演奏家が犇めき合っている。英グラモフォンや英DECCAより創設は1950年と後発だが、オランダの巨大企業フィリップスが後ろ盾にある音楽部門です。ミュージック・カセットやCDを開発普及させた業績は偉大、1950年代はアメリカのコロムビア・レコードのイギリス支社が供給した。そこで1950年から1960年にかけてのレコードには、米COLUMBIAの録音も多い。1957年5月27~28日に初のステレオ録音をアムステルダムにて行い、それが発売されると評価を決定づけた。英DECCAの華やかな印象に対して蘭フィリップスは上品なイメージがあった。
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&第24番
ハスキル(クララ)
ユニバーサル ミュージック
2017-04-26

1960年11月14〜18日パリ録音。10インチ盤、モノラル録音。
NL PHIL 610110VR ハスキル&マルケヴィチ モーツァル…
NL PHIL 610110VR ハスキル&マルケヴィチ モーツァル…