34-7668

商品番号 34-7668

通販レコード→蘭シルヴァー黒文字盤 Digital Classics

〝ライバル無し!〟 ― 冒頭ロリン・マゼール夫人と紹介されて、ドイツの女優ディートリンデ・トゥルバンが共演しています。ジャン=ピエール・ポネルの演出、ニコラウス・アーノンクール指揮で映像化されたモンテヴェルディ三部作のうち『オルフェオ』でエウリディーチェを演じていました。モンテヴェルディ再興のきっかけとなったプロジェクトは、演技と歌を別々の役者が演じていました。もう40年も前のオペラ映画ですが、未だに印象強くて最初に観るオペラの入り口はどこからでも構わないが、その後をレクチャーするときには必ず『オルフェオ』を薦めているのは、この時の印象も少なからずと考えられます。巨匠マゼールは、ヴァイオリンを5歳で、オーケストラの指揮を8歳で始め、それが長年にわたる卓越したキャリアの始まりでした。1783年製「マゼール」ヴァイオリンは、ジョバンニ・バティスタ・ガダニーニがイタリアのトリノで作りました。トリノ時代に作られたヴァイオリンは、最高の音を生み出すガダニーニの最も重要な作品と考えられています。マゼールが66年間にわたり所有し、演奏に使用した『マゼール』は2011年11月10日のオークションで販売。売却代金は、その全額が巨匠夫妻が創設した毎年恒例のキャッスルトン音楽祭で若手アーティストを育成する基金に充てられました。30年以上使ってきたストラディバリウスを2015年に、このチェロが博物館などに置かれるのでなく、弾いてもらえることを望んで売却したのがジュリアン・ロイド=ウェッバー。2014年4月28日、椎間板ヘルニアによる右腕機能低下のため、惜しくもチェロ奏者としての引退を発表した彼は1951年4月14日生まれ。父ウィリアム・ロイド=ウェッバーと兄アンドルー・ロイド=ウェッバーは作曲家、妻ジアシンはチェロ奏者、母もピアノ教師という音楽ファミリーの一員です。ロンドンの王立音楽大学を卒業し、1973年クイーンエリザベスホールでプロとしてデビューします。初のソロコンサートは1974年ロンドンのパーセル・ルーム。初のレコーディングはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団とのフランク・ブリッジ作曲のチェロ協奏曲「祈り」でした。
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6歳でチェロを始め、ロンドンの王立音楽院でダグラス・キャメロンに師事した。13歳のときムスティスラフ・ロストロポーヴィチの演奏を聴いてチェリストになる決心をしたとのこと。1971年、ロンドンのウィグモア・ホールでデビュー。1973年からピエール・フルニエに師事し、才能を開花させる。エルガー、ドビュッシー、バッハ、ドヴォルザークなどの演奏で高い評価を受けている。マイケル・ナイマンの作品など現代的な演奏も興味深いのはもとより、イェフディ・メニューイン指揮によるエルガーのチェロ協奏曲は、今までのどのバージョンよりも優れているとして、BBCミュージック・マガジンから「Brit-Award」に選ばれた。ヴァーツラフ・ノイマン指揮でチェコ・フィルハーモニー管弦楽団と共演したドヴォルザークのチェロ協奏曲、ショスタコーヴィチの指揮でチャイコフスキーの「ロココ調の主題による変奏曲」、そしてグラモフォン・マガジンから〝ライバル無し!〟と称された、ブリテンのチェロ交響曲とウォルトンのチェロ協奏曲をサー・ネヴィル・マリナー指揮でアカデミー室内管弦楽団と録音している。これまでにメニューイン、ロリン・マゼール、マリナー、エサ=ペッカ・サロネン、サー・ゲオルグ・ショルティから、エルトン・ジョンや、クレオ・レーンまで、幅広いジャンルの音楽家と共演してきたジュリアン・ロイド=ウェッバーは、彼の世代の中で最も想像力のある音楽家の一人であると言われており、レパートリーは広く、彼の「Julian Lloyd Webber - Official Website」には50以上の曲の世界初録音の記録が書かれており、新しい曲の演奏や録音にも意欲的なことがよくわかる。マルコム・アーノルド、ホアキン・ロドリーゴ、マクミラン、フィリップ・グラスのような幅広い作曲家が、チェロのために書いた新しい曲、彼のために書かれたナイマンの、チェロとサクソフォンのための二重協奏曲、ギャビン・ブライアーズの協奏曲、フィリップ・グラスの協奏曲を演奏している。イギリスや北欧の小品を得意とする彼は、自らイギリス室内管弦楽団を指揮しながらチェロを演奏。指揮者としても才能を発揮しました。彼はまた、「Made In England」「Cello Moods」「Cradle Song」等の質の高い小品集CDをユニバーサル・クラシックスからだしており、グラモフォン・マガジンから〝後にも先にも、このようなレパートリーで、このレベルの演奏が聴けるCDを探すのは難しいだろう〟という評価を得ている。また、編曲家としても知られており、父ウィリアムの作品をはじめ、様々な曲を独奏用、もしくは二重奏用に編曲することで、曲の新たな魅力を引き出すとともに、知られざる曲の美しさを伝えています。編曲の世界に魅せられた作曲家は、いつの時代にも数多く存在します。それは憧れの存在を身近に引き寄せるようなものなのでしょうか。名チェリスト、ジュリアンもそんな一人で、彼は古今東西の声楽曲をチェロのために編曲し、声楽作品と器楽作品を自由に行き来して、これらの曲の魅力を存分に伝えることに力を尽くしています。モンテヴェルディからアルヴォ・ペルトまで時代を超えた〝二重唱〟の名作を2台のチェロ用にアレンジ。ジュリアンと彼の妻ジアシンの2人が寄り添いながら、哀愁に満ちた調べをゆったりと奏でた「2台のチェロの物語」、ヴィヴァルディの楽曲を2台のチェロのために編曲した協奏曲が、2014年に病のため惜しくもチェロ奏者としての引退を発表した彼の、チェリストとしての最後の録音となりました。

Classic Aid Gala 1988

Side-A
  1. エルガー:威風堂々 行進曲第1番 ニ長調より 1:28
  2. アンドルー・ロイド=ウェッバー:ヴァリエイションズより(ジュリアン・ロイド=ウェッバー) 4:48
  3. プッチーニ:歌劇「修道女アンジェリカ」より「母もなしに」(バーバラ・ヘンドリックス) 5:19
  4. ヴェルディ:歌劇「ルイザ・ミラー」より「穏やかな夜には」(ブラシド・ドミンゴ) 3:53
  5. チャイコフスキー(ラフマニノフ編曲):子守唄 作品18の1(アレクシス・ワイセンベルク) 3:28
  6. エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番(ラリー・アドラー) 7:44
  7. マテオ・アルベニス:ソナタ ニ長調(ルチェロ・テーナ) 3:02
Side-B
  1. プッチーニ:歌劇「トスカ」より「歌に生き恋に生き」(シャーリー・ヴァーレット) 3:35
  2. ドビュッシー:シランクス (ジェイムス・ゴルウェイ) 2:27
  3. アイリッシュ・ジグス(民謡)(ジェイムス・ゴルウェイ) 2:58
  4. ヴィエニャフスキー:ポロネーズ第1番 ニ長調(インゴルフ・トゥルバン) 4:28
  5. ヴェルディ:歌劇「オテロ」より「クレド」(サイモン・エステス) 4:29
  6. ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」より「僕はあなたの息子ではない」(プラシド・ドミンゴ、シャーリー・バレット) 8:34
ヨーロッパ屈指の家電&オーディオメーカーであり、名門王立コンセルトヘボウ管弦楽団の名演をはじめ、多くの優秀録音で知られる、フィリップス・レーベルにはクララ・ハスキルやアルテュール・グリュミオー、パブロ・カザルスそして、いまだクラシック音楽ファン以外でもファンの多い、「四季」であまりにも有名なイタリアのイ・ムジチ合奏団らの日本人にとってクラシック音楽のレコードで聴く名演奏家がひしめき合っている。英グラモフォンや英DECCAより創設は1950年と後発だが、オランダの巨大企業フィリップスが後ろ盾にある音楽部門です。ミュージック・カセットやCDを開発普及させた業績は偉大、1950年代はアメリカのコロムビア・レコードのイギリス支社が供給した。そこで1950年から60年にかけてのレコードには、米COLUMBIAの録音も多い。1957年5月27~28日に初のステレオ録音をアムステルダムにて行い、それが発売されると評価を決定づけた。英DECCAの華やかな印象に対して蘭フィリップスは上品なイメージがあった。フィリップスは1982年10月21日コンパクト・ディスク・ソフトの発売を開始する。ヘルベルト・フォン・カラヤンとのCD発表の華々しいCD第1号はイ・ムジチ合奏団によるヴィヴァルディ作曲の協奏曲集「四季」 ― CD番号:410 001-2。1982年7月のデジタル録音。現在は、フィリップス・サウンドを継承してきたポリヒムニア・インターナショナルが、これら名録音をDSDリマスタリングし、SACDハイブリッド化しています。
  • Record Karte
  • 1988年4月20日パリ、ユネスコ大ホールでのライブ録音。
  • NL PHIL 422 379-1 マゼール CLASSIC AID…
  • NL PHIL 422 379-1 マゼール CLASSIC AID…
クラシック・エイド~国連難民救助チャリティ・コンサート・ライヴ
オムニバス(クラシック)
ソニー・ミュージックレコーズ
1987-06-21