NL DEC 414 193-1 エスタ・ヴィンベルイ モーツァルト・アリア歌曲集

商品番号 34-16831

通販レコード→蘭シルヴァー青文字盤 DIGITAL RECORDING[オリジナル]

世にも不思議な愛の物語 ― コンサート・アリアは、モーツァルトが親交のあった歌手たちのために、自作オペラ・アリアの代替曲としてや、他の作曲家のオペラへの挿入曲として作曲したもの、または歌手の演奏会のために作曲した作品。独立したコンサート用に作曲された、相互に物語としての関係はないがその中から「恋の問題」、「愛の物語」を主題にしたアリアを、レチタチーボ付きで選んで「コンサートアリアによる世にも不思議な愛の物語」とするユニークな上演がある。簡単な寸劇を行いつつアリアを歌う面白い趣向であり、主人公の立場を衣裳などで明確にし相手役や取り巻きを登場させて原曲をいじらずに、宛らオペラのようにうまく歌わせることに成功している。コンサートアリアは有名な曲以外は殆ど馴染みがないものですが、個々の作品は、歌手それぞれの技量を最大限生かす作曲がなされているため、当時の歌手たちの技量の高さも伺い知ることができます。類まれな美声によるアリアの数々は実に魅力的で、聴いていて心地よいことこの上なし。2018年10月3日からの新国立劇場2018/2019シーズンオペラは、モーツァルト不朽の名作『魔笛』の新制作で開幕します。大野和士新芸術監督による第1シーズンで、現代アートの巨匠でオペラ演出でも世界を席巻しているウィリアム・ ケントリッジ演出のプロダクションで上演します。珠玉の音楽が綴るおなじみの愛と冒険のファンタジーは、ジングシュピール(歌芝居)として有名で、「まずは音楽、おつぎが言葉」への、モーツァルトの回答に代えられまいか。「コンサートアリアによる世にも不思議な愛の物語」を、発想させる起爆ともなっていまいか。旬の歌手を紹介したいという大野新監督の要望により、『魔笛』には新国立劇場初登場の歌手たちが来日します。タミーノにはオーストラリアのリリック・テノールで、タミーノ役でヨーロッパを駆け回っているスティーヴ・ダヴィスリム。ロッシーニ『セビリアの理髪師』のアルマヴ ィーヴァ伯爵、ベルク『ルル』の画家、モーツァルト『コジ・ファン・トゥッテ』のフェルランドなど多くの作品に出演。モーツァルト『イドメネオ』のタイトルロール、ウェーバー『魔弾の射手』のマックス、ストラヴィンスキー『放蕩者のなりゆき』のトム・レイクウェルなど幅広いレパートリーを誇る。ベルリン州立歌劇場、英国ロイヤルオペラ、シュヴェツィンゲン音楽祭、ルードヴィヒスブルク音楽祭、シカゴ・リリック・オペラ、メトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座、ドレスデン、バルセロナ、マドリードなど世界各地の一流歌劇場で活躍している。最近では、ジュネーヴ歌劇場でモーツァルト『コ ジ・ファン・トゥッテ』フェルランド、グラインドボーン音楽祭及びBBCプロムスでモーツァルト『皇帝ティトの慈悲』のティトなどに出演している。オーストラリア出身で、イェスタ・ヴィンベルイ、ニール・シコフ、ルイジ・アルヴァに学んでいる。
イェスタ・ヴィンベルイ(Gösta Winbergh, 1946.12.30〜2002.3.18)は、スウェーデン出身のテノール歌手。ストックホルムの出身。建築工学を学びつつ、1960年代にはロック・バンドで活動していた。1970年からストックホルム音楽大学でエリク・セデーンに声楽を学び、1973年にイェーテボリでプッチーニの歌劇《ラ・ボエーム》のロドルフォ役を歌ってデビューを飾った。また、デビューした年にスウェーデン王立歌劇場に参加した。1974年にはサンフランシスコ歌劇場に登場してモーツァルトの歌劇《ドン・ジョヴァンニ》のドン・オッターヴィオ役を歌ってアメリカ・デビューを飾った。1981年からスウェーデン王立歌劇場の専属を離れ、欧米各地の歌劇場に客演を重ねた。1983年にはメトロポリタン歌劇場に初登場し、以後常連として数々の上演に参加したが、ウィーン国立歌劇場でベートーヴェンの歌劇《フィデリオ》の上演にフロレスタン役として出演していた数日後にウィーンにて心臓発作により急逝している。享年55歳。音楽はまったく時間泥棒である。情熱のある若いときに十分な時間をとって聴き込んでおかないと、真髄を味わうまでの域にはなかなか届かないだろう。ヘルベルト・フォン・カラヤンが、デジタル録音時代になってからドイツ・グラモフォンにベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を従えてレコーディングしたモーツァルトの歌もののテノールといったら、ヴィンベルイだった。オペラでは《ドン・ジョヴァンニ》のドン・オッターヴィオ。宗教作品では《ミサ曲ハ長調K.317「戴冠式ミサ」》があり、1985年6月29日にヴァチカン、カトリックの総本山・ローマの聖ペトロ大聖堂(サン・ピエトロ大聖堂)にてライヴ録音された、『教皇ヨハネ・パウロ2世により挙行された荘厳ミサ』がある他、ブラームスの《ドイツ・レクイエム》、ブルックナーの《テ・デウム》で単なる芸術表現を超えた、深く敬虔な祈りを込めた厳粛な表現を聴かせている。クラウディオ・アバド指揮ウィーン・フィルとは、ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」、リッカルド・シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とは、マーラー「子供の魔法の角笛」、ベルナルト・ハイティンク指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団とは、ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」のタイトルロールがあった。

Gösta Winbergh, Wiener Kammerorchester, György Fischer ‎– Concert Arias

Side-A
  1. Va, dal furor portata(行け、怒りにかられて), K21
  2. Si mostra la sorte(運命は恋する者に), K209 ― ピッチンニ:オペラ「うかつ者、またの名、幸運な賭博師」のための挿入曲
  3. Con ossequio, con rispetto(尊み崇めて), K210 ― ピッチンニ:オペラ「うかつ者、またの名、幸運な賭博師」のための挿入曲
  4. Misero! O Sogno ... Aura, che intorno spiri(あわれ、お、夢か、うつつか … あたりに吹くそよ風よ), K431
Side-B
  1. Clarice cara, mia sposa(クラリーチェは、いとしのわが妻に), K256
  2. Se al labbro mio non credi(もし私の唇を信じないなら), K295
  3. Or che il dover ... Tali e cotanti sono(務めが私を強いる今こそ … ジギスムントの事蹟はかくも偉大にして), K36
  4. Per pietà, non ricercate(どうか、詮索しないでください), K420 ― アンフォッシ:オペラ「無分別な詮索好き」のための挿入曲
ジェルジ・フィッシャー(György Fischer)指揮ウィーン室内管弦楽団の伴奏もたいへん充実した立派なものです。1935年8月12日、ブダペスト生まれのハンガリーの指揮者。アダム・フィッシャーとイヴァン・フィッシャーの兄弟は従兄弟になる音楽一家の生まれ。ウィーン国立歌劇場でヘルベルト・フォン・カラヤンのアシスタントを務めた。モーツァルト作品の専門家となり、ケルン、ミュンヘン、南米のオペラ劇場で活躍した。1987年にオーストラリア・オペラに出演し、オペラ歌手、ルチア・ポップとの結婚歴がある。ウィーン室内管弦楽団(Wiener KammerOrchester)は、オーストリアのウィーンを本拠地とする室内オーケストラ。設立は1946年、歴代の指揮者として、ハインリヒ・ホルライザー、パウル・アンゲラー、カルロ・ゼッキ、フィリップ・アントルモン(現名誉指揮者)らが務めた。2005年から現在までハインリヒ・シフが首席指揮者を、服部譲二が副指揮者を務めており、ギュンター・ピヒラーも頻繁に客演している。レコーディングは、ユーディ・メニューイン指揮、ヴァディム・レーピンの独奏でモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集、チェチーリア・バリトリ独唱、フィッシャー指揮でモーツァルトのオペラ・アリア集、アントルモン指揮、中沢きみ子独奏でモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集などがある。
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」抜粋
カラヤン(ヘルベルト・フォン)
ユニバーサル ミュージック
2014-05-21

1985年リリース、1983年9月ウィーン、ゾフィエンザールでの録音。
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