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通販レコード→ダーク・レッド金文字盤[オリジナル]

GB RCA SB2087 カラヤン ベートーヴェン・交響曲7番

《カラヤン唯一のベートーヴェン7番はリヴィングステレオが初版 ― 米 RCA との提携録音。録音は DECCA チーム、盤は英 DECCA プレスです。》アナログ黄金期の名盤、盤質良好。RCA 屈指のオーディオファイル盤として有名、深溝ラベルが初出。米国では LIVINGSTEREO シリーズとして LSC 2348 のカタログ・ナンバーになる。この米 RCA の LSC 番号がレギュラー盤で、英 DECCA の SXL 番号での発売は無い。英国 DECCA 録音なので、盤は DECCA プレスで、つまりは SXL2,100 番台、ED1と同等。本盤は、お金持ち向けのソリア・シリーズとして豪華仕様ジャケットを採用したオーディオファイル。1958年1月、米国 RCA は英国 EMI との提携を解消した。代わりに英国でのパートナーとして新たに選んだのが DECCA だった。これにより EMI はアメリカでの大きな販売網を失った。それはカラヤンにとっては DECCA は魅力的な会社になり、EMI はステレオ録音に踏み切るのを渋っていることも重なって魅力を感じられなく成った。それに DECCA はウィーン・フィルと契約を交わしたので、カラヤンはウィーン・フィルを振って録音するには DECCA のミュージシャンになる必要があった。1959年1月31日までの EMI との契約を終えたカラヤンは、2月にジョン・カルショーと初めて会い「リヒャルト・シュトラウスのツァラトゥストラはかく語りき』を最初のレコードに希望した。かくて、3月9日にカラヤンと DECCA の初セッションがウィーンで行われた。ロンドンでレコーディング・セッションが組まれなかったのは、その夜は国立歌劇場で『オテロ』の上演が控えていたからです。1959年の DECCA に行ったカラヤン指揮ウィーン・フィルの初セッションで英 DECCA から発売されたのは SXL2154 の「リヒャルト・シュトラウスのツァラトゥストラはかく語りき』、SXL2167~9 の『ヴェルディのアイーダ』が人気盤。ベートーヴェン、ブラームス、モーツァルト、ハイドン、ヨハン・シュトラウスは米 RCA が初発。英国 DECCA 社では、1959年に EMI と契約の切れたカラヤンと契約。1965年までカルーショーが後世に伝えるに相応しいカラヤン指揮ウィーン・フィルの名盤をこの6年間で製作することになる。演奏は何れも全体に覇気が漲っていて、後の EMI や DGG のベルリン・フィル盤にはない魅力タップリの、まったく聴いていてダレるような箇所がない弦楽器も管楽器も美しく技巧的にも完成度は高い名盤量産を成した。カラヤンの指揮する曲は概して大胆さや迫力にプラスして、丁寧でかつ美しいということです。とりわけ、ゆっくりのテンポの美しい旋律は、カラヤンの最も得意とする部分だと思います。流石にマーケティングを考慮して、英国では英 RCA として、米国では米 LONDON ルートで輸入盤扱いにしたのでしょうし、米 RCA としてはカタログの充実が狙いだったのでしょう。
GB  RCA  SB2087 カラヤン  ベートーヴェン・交響曲7番
GB  RCA  SB2087 カラヤン  ベートーヴェン・交響曲7番