34-18811

商品番号 34-18811

通販レコード→英マルーン銀文字 HI-FI STEREO 盤[レア]

国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います。 ― 「即位礼正殿の儀」で天皇陛下が述べられたおことばを噛み締めながら聴きました。第2次世界大戦前夜、同胞への弾圧に対する義憤に駆られたユダヤ人青年によるドイツ人書記官暗殺に端を発した未曾有のユダヤ人排斥事件 ― 「水晶の夜」はティペットを恐怖と怒りで大きく震撼させました。父ヘンリー・ティペットは法律家。母イザベルの従姉妹シャルロット・デパールは女性解放運動の活動家でありイザベル自身もトラファルガー広場における違法集会に参加した件で一時収監された経験を持つ。ティペットは反戦平和主義者としての意思を強め、非戦闘員として従軍の通知があった時には、これを拒否したことで、2ヶ月間刑務所に収監された。ティペットが嫌悪する戦争への突入が不可避となる政局のなかで書き上げた、反戦大作『われらが時代の子』には、非人道的行為に対する抗議と平和への希求というメッセージが結晶化している。現代音楽が、世の不条理、生きる喜びと、悲しみ、夢と希望、平和と抑圧を描かずして、何を訴えようか。サー・コリン・デイヴィスが、エルガー、ブリテン、ディーリアスなど自国の優れた、こうした作曲家の作品を、取り上げ続けたのには固い思いがあったことだろう。アレクサンダー・ゲールは、イギリスの現代作曲家のひとり。作曲家で指揮者のワルター・ゲールとピアニストであった母の間にベルリンで生まれ、幼少のころ家族に連れられてイギリスに移住。父ワルターはシェーンベルクの門下生であり、ユダヤ系という理由でナチスの弾圧を避けるために英国に亡命した後、ティペットらともにイギリスの現代音楽の発展に寄与した人物である。指揮者としては、協奏曲における伴奏指揮者として知られたほか、ロシア音楽を中心に国民楽派的な作品を得意とした。また、ラヴェルに先駆けて《展覧会の絵》のオーケストレーションを試みた一人としても知られている。幼少の心に焼き付いた戦争の時代の記憶を抱えながら、高名な父親の活躍する英国音楽界で育まれ、大学で知り合ったジョン・オグドン、またハリソン・バートウィスルやピーター・マックスウェル・デイヴィスとともに「マンチェスター楽派」のひとりとして、めきめきと頭角を現した人として知られています。ただし、マンチェスター楽派の中では最も伝統音楽に近く前衛からは遠いスタイルをとっているのも、かつての演奏家の無理解を回避した最終的な決断なのである。彼の作品は透明な表現力と豊かな響きを持ち、その知的厳密さには息をのむこと間違いありません。パリではメシアンに師事していて「その独自の作風に強い影響を受けた」と自らが語っています。イギリスに帰国後、セルゲイ・エイゼンシュテインの映画台本に刺激されてカンタータ「洪水」を作曲し、一貫性が保たれた厳格な構成の中に、人々を恐怖に陥れた天災などが刻銘に描かれた原本の情景を鮮やかに表現してみせ、世間の注目を集めることになった。この後、1960年から1968年までゲールは英国BBC放送協会でコンサート音楽監督を務めている。→コンディション、詳細を確認する
ヨーロッパ大陸の影響をさまざまに受けながら発展していったイギリス。1066年のノルマン・コンクエスト ― ノルマンディー公ギョーム2世によるイングランド征服によって文化的、政治的に大きく変化したイギリスは、英仏百年戦争(1337〜1453)、英国国教会の成立(16世紀半ば)、王政復古(1660)などの変革を経て、音楽も影響を受けていった。イギリス人作曲家としてはじめに功績が称えられるのは、ジョン・ダンスタブル。彼は百年戦争の際にイギリス側の摂政に随行してフランスに渡り、大陸と母国の文化の橋渡しとなった。16世紀に入ると、ジョン・タヴァナー、トマス・タリス、ジョン・ダウランド、オーランド・ギボンズ、ウィリアム・バードといった才能あふれる作曲家たちが現れ中世〜ルネサンス期に栄える。やがて、フランスやイタリアの新しい音楽を柔軟に作品に取り入れ、自国の音楽様式と自由に融合させたヘンリー・パーセルが登場、イギリス・バロック音楽最大の作曲家と呼ばれるようになった。また、この頃イギリスには各国から作曲家たちが集まっている。ヘンデルやハイドンがイギリスで活躍したことは有名。ヨーロッパとの交流が親密になったがため新しい音楽文化を輸入に頼ることになる。自国の作曲家が再び重要とされるようになった20世紀。エドワード・エルガー、フレデリック・ディーリアス、レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ、グスターヴ・ホルスト、パーシー・グレインジャー、マイケル・ティペット、ベンジャミン・ブリテンなど、個性豊かな作曲家たちが活躍する。特にエルガー作曲の「威風堂々第1番」、ホルスト作曲の「惑星」は今日よく知られた音楽となっている。
サー・コリン・デイヴィスは、1927年イギリスのウェイブリッジ生まれ。1957年から本格的指揮者となりロンドン交響楽団、ロイヤル・オペラ・ハウス、BBC交響楽団、イギリス室内管弦楽団といった有数のオーケストラを指揮し特にモーツァルトやシベリウス、ベルリオーズといった作曲家の作品を得意とし数多くの名盤を残しました。1967年BBC交響楽団の首席指揮者、1971年ロイヤル・オペラ・ハウスの音楽監督、そして1982~1992年バイエルン放送交響楽団の首席指揮者、1995~2006年ロンドン交響楽団の首席指揮者を務めてきました。また1977年にはイギリス人として初めてバイロイト音楽祭で指揮しています。またボストン交響楽団の首席客演指揮者やシュターツカペレ・ドレスデンの名誉指揮者でもありました。デイヴィス自身「モーツァルトは人生そのもの」という言葉の通り、彼は、モーツァルト作品に内包するドラマやパトスを表出することのできる数少ない音楽家でもありました。この時期にフィリップスに録音した類まれなモーツァルティアンの名演奏は、そのほとんどが綿密に制作されたセッション録音である点も大きな特徴です。ロンドン響はワトフォード・タウン・ホールなど、ヨーロッパでも最も音響効果のよいホールで収録されており、そのバランスの取れたヨーロピアンな完熟のサウンドは、この時期のデイヴィスの音づくりを忠実に反映したものと言えるでしょう。そうしたデイヴィスの万全なサポートを得て、ベルギーの名ヴァイオリン奏者アルテュール・グリュミオーが甘美で艶やかな音色によって格調の高い演奏を聴かせている一連のフィリップスの録音は、20世紀モーツァルト演奏の金字塔と言えるでしょう。
ヨーロッパ屈指の家電&オーディオメーカーであり、名門王立コンセルトヘボウ管弦楽団の名演をはじめ、多くの優秀録音で知られる、フィリップス・レーベルにはクララ・ハスキルやアルテュール・グリュミオー、パブロ・カザルスそして、いまだクラシック音楽ファン以外でもファンの多い、「四季」であまりにも有名なイタリアのイ・ムジチ合奏団らの日本人にとってクラシック音楽のレコードで聴く名演奏家が犇めき合っている。英グラモフォンや英DECCAより創設は1950年と後発だが、オランダの巨大企業フィリップスが後ろ盾にある音楽部門です。ミュージック・カセットやCDを開発普及させた業績は偉大、1950年代はアメリカのコロムビア・レコードのイギリス支社が供給した。そこで1950年から1960年にかけてのレコードには、米COLUMBIAの録音も多い。1957年5月27~28日に初のステレオ録音をアムステルダムにて行い、それが発売されると評価を決定づけた。英DECCAの華やかな印象に対して蘭フィリップスは上品なイメージがあった。
  • Record Karte
  • Tippett's Concerto for Orchestra (1963) recorded on 16th August 1964. Producer – Vittorio Negri. Goehr's Little Symphony, Op. 15 (1963) recorded on 15th August 1964. Producer – Harold Lawrence. Recorded At – Brent Town Hall, Recorded in association with the British Council.
  • GB PHLI 835 288AY コリン・デイヴィス&ノー…
  • GB PHLI 835 288AY コリン・デイヴィス&ノー…
Tippett: Triple Concerto
Gyorgy Pauk
Gramophone
2005-03-07