34-22582

商品番号 34-22582

通販レコード→英ダーク・レッド金文字盤[オリジナル]

早春の芳しさを感じさせるような、抒情的な味わいが持ち味のヴァイオリニスト ― ジャン・フルニエ(1911~2003)はパリ出身のヴァイオリニスト、有名なチェロ奏者のピエール・フルニエの弟で、兄と同じくパリ音楽院を一等賞で卒業。自然な演奏法と柔軟性に富んだ豊かな音色は、知的な解釈と相まって極めて仕上げの美しい演奏を生みだしました。教育者としても優れ、パリ音楽院やザルツブルク・モーツァルテウム音楽院で長く教授を務めました。兄の陰に隠れがちな弟の数少ない録音。パウル・バドゥラ=スコダは1949年にヴィルヘルム・フルトヴェングラーやヘルベルト・フォン・カラヤンらといった著名な指揮者と共演した〝生きたヒストリカル〟。フリードリヒ・グルダとイェルク・デームスと彼を「ウィーン三羽烏」と称するピアニスト。録音数は膨大で、200点以上に達するが、ウィーン古典派、とりわけモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトの専門家である。イタリアが生んだ名チェリスト ― 世代的にピエール・フルニエとムスティスラフ・ロストロポーヴィチのちょうど 間に位置するチェリストであるが、ヤニグロのチェリストとして演奏活動を行った時期が第二次世界大戦を間に挟んでいるために、演奏家として脚光を浴び難かった、ということもいえなくもないようであった。しかしながら ― アントニオ・ヤニグロ(1918〜1989)の残したレコードは、感情と形式が鬩ぎ合って絶妙にバランスされた名演と、彼のチェロの美しい音色が、コレクターの間で話題となりました。ウェストミンスター・レーベル常連の名手たちが録音した1枚。菅野沖彦氏が「演奏も美しいものでしたが、特に録音も素晴らしいものでした。私が後年録音を考える上での、理想とか原点であった」と回想するレコード。
1949年にニューヨークで創設され、短期間に綺羅星のごとく名録音の数々を残したウエストミンスター・レーベル。創設の中心メンバーであったジェイムズ・グレイソンがイギリス人で、もともとロンドンのウエストミンスターのそばに住んでいたので、「ウエストミンスター」と命名されました。創設当初の中心的なアーティストは、ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団、ウィーン・フィルハーモニー木管グループで、1952年からはこれにバリリ四重奏団が加わりました。彼らはみなウィーン・フィルハーモニー管弦楽団など、ウィーンで活躍していた演奏家たちでした。1950年にデッカに次ぐ英国レーベル会社として設立された ― 独自録音が英国の風情を感じさせるレーベルでコレクターの根強い支持を得ている ― NIXAとの共同でヨーロッパ録音も多く、ウェストミンスターは佳盤の宝庫。ソリスト達が妙技を披露している、埋もれてしまうには惜しい演奏のレコードばかりです。
  • Record Karte
  • 1952年録音。フラット220g重量盤、金文字初出。
  • GB NIXA WLP5131 ジャン フルニエ・ヤニグロ・スコダ …
  • GB NIXA WLP5131 ジャン フルニエ・ヤニグロ・スコダ …