GB  LONDON  RS65003 カイルベルト  ワーグナー・ローエングリン(全曲)
通販レコード→英ダーク・パープル銀文字盤

GB LONDON RS65003 カイルベルト ワーグナー・ローエングリン(全曲)

商品名GB LON RS65003 カイルベルト ワーグナー・ローエングリン(全曲)
バイロイト音楽祭・戦後再開後初のローエングリン ― ヴィントガッセンの声は若々しく美しい。凄味を利かせたヴァルナイのオルトルート、威厳と気品に満ちたグラインドルの国王とともに非常に魅力的である。》ワーグナーの《ニーベルングの指環》全曲ステレオ録音は、英デッカ・カルショーのショルティ盤だと長い間、誰もが信じて疑いませんでした。しかし、それに先立つこと1955年既にステレオ全曲収録した男が居ました。もっともライブ録音ですが、聴衆から絶大な信頼を集めていたという、純ドイツ風の巨匠カイルベルトの指揮が魅力の名演として、1954年のオランダ人や1951年のローエングリンのバイロイト実況録音など数多くリリースしています。
カイルベルトが遅いテンポを基本に、楽劇のような威容を感じさせる劇的な表現を聴かせる。いかにも“オペラ・ハウスのたたき上げ”というべき個性で出演者とオーケストラからの信頼も大きかった巨匠カイルベルト。同い歳のカラヤンは彼と友人だったが、それは指揮者としての居場所に脅威を感じていなかったからだろう。本盤は、第二次大戦後再開されたバイロイト音楽祭でローエングリンの初演度のライヴ録音です。演出はワーグナーの孫、ヴォルフガング・ワーグナーで、劇場の存続に傀儡した母親の時代にナチ時代に政治的に利用されたローエングリンの名誉挽回を期す公演でした。この年は「指環四部作」「トリスタンとイゾルデ」「パルジファル」、そしてこの「ローエングリン」が演目でした。当時、クナッパーツブッシュは常連でしたが新しい演出に不満があったのか音楽祭には出演しなかったので、カイルベルトが指環四部作をクレメンス・クラウスと2人で指揮を分けあい、クラウスは「パルジファル」を指揮し、もう一つの演目、「トリスタンとイゾルデ」はオイゲン・ヨッフムが指揮しました。2年前に「パルジファル」でデビューしたばかりの若きヴィントガッセンをはじめ、ウーデ、ヴァルナイ、グラインドル、スティーバー、ブラウン、など豪華なワーグナー歌手たちの競演。特にヴィントガッセンは品位と輝かしさを備え、ヴァルナイも凄みのある表現だ。エルザを歌うエリナー・スティーバー(1914~1990年、アメリカ)はメトロポリタン・オペラの歌手。何故この年のエルザだけ彼女が歌ったのか、今後の探求を楽しみたいところですが、バイロイト音楽祭の上演史としても唯一なので注目です。白鳥の騎士の物語《ローエングリン》を語る上ではずせないバイロイト・ライヴの名盤。もう少しステレオ技術実用化が早ければ、話題に登る機会が多かっただろう。「ローエングリン」の録音は最初 DECCA のLPとして正式に発売された後、CD化もされましたが最近は TELDEC 扱いになっています。
英 DECCA は、1941年頃に開発した高音質録音 ffrr の技術を用いて、1945年には高音質 SPレコードを、1949年には高音質 LPレコードを発表した。その高音質の素晴らしさはあっという間に、オーディオ・マニアや音楽愛好家を虜にしてしまった。その後、1950年頃から、欧米ではテープによるステレオ録音熱が高まり、英 DECCA は LP・EP にて一本溝のステレオレコードを制作、発売するプロジェクトをエンジニア、アーサー・ハディーが1952年頃から立ち上げ、1953年にはロイ・ウォーレスがディスク・カッターを使った同社初のステレオ実験録音をマントヴァーニ楽団のレコーディングで試み、1954年にはテープによるステレオの実用化試験録音を開始。この時にスタジオにセッティングされたのが、エルネスト・アンセルメ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団の演奏によるリムスキー=コルサコフの交響曲第2番「アンタール」。その第1楽章のリハーサルにてステレオの試験録音を行う。アンセルメがそのプレイバックを聞き、「文句なし。まるで自分が指揮台に立っているようだ。」の一声で、5月13日の実用化試験録音の開始が決定する。この日から行われた同ホールでの録音セッションは、最低でも LP 3枚分の録音が同月28日まで続いた。そしてついに1958年7月に、同社初のステレオレコードを発売。その際に、高音質ステレオ録音レコードのネーミングとして ffss( Full Frequency Stereophonic Sound )が使われた。以来、数多くの優秀なステレオ録音のレコードを発売し、「ステレオはロンドン」というイメージを決定づけた。
英デッカの実力と名声が、かつての敵国ドイツでも真価を発揮して、テルデック-テレフンケン-デッカ G.M.B.H. という長たらしい名称の合弁会社を作り、ドイツ国内でもデッカ盤普及させていた時期で、デッカは当然、テレフンケンの持っていた音源も英国内で配給しようと考えました。その証左として、テレフンケンの看板指揮者カイルベルトに目をつけ、1954年の「さまよえるオランダ人」や本盤などバイロイト音楽祭の実況録音など数多くリリースしています。1953年7月~8月、バイロイト祝祭劇場録音。解説書付き、モノラル5枚組。
GB  LON  RS65003 カイルベルト  ワーグナー・ローエ…
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