商品名GB DEC SXL6329 ハンス・シュミット=イッセルシュテット ベートーヴェン・田園
永遠の演奏のお手本。 ― 録音の優秀さは言うまでもなし、全集の中でも高域の抜けが良く、音には張りとエネルギー感があり、CD になった音ではなくてアナログ盤、、、で聴く音。》熊本城マラソンも行われ、3月を予感する暖かい午後でした。オーディオで音楽を聞いて楽しむにはいまの季節が最適。家の表の庭の梢には小鳥たちが入れ替わり立ち代り。うぐいすの初音には早いですが、いろいろなさえずりに耳を傾けながらクラシック音楽にミックスして聞こえてくるのを楽しんでいます。イッセルシュテットは録音活動はSP時代から活発で、独テレフンケンからポピュラー名曲と協奏曲を大量にリリースしている。戦後も録音活動は続けているが、あまり恵まれたものではなかったところ、名門英デッカ社から1958年、バックハウス独奏によるベートーヴェンピアノ協奏曲全集をウィーン・フィルでやってみないかと誘いを受けたことと、1965年から同じベートーベンの交響曲全集を録音したことで、一躍、レコード愛好家に名前を知られることとなった。ウィーン・フィルがステレオ録音で完成させたベートーヴェンの交響曲全集は、他のレーベルを先駆けて行った偉業だった。このことはビジネス戦略にベートーヴェンの交響曲録音が重要だったことが判る。この抜擢については、子息エーリヒ・シュミット(英国読みはエリック・スミス)が英デッカのプロデューサーであった関係と噂され、また録音現場を実見した人は、オーケストラのほうは、ただ黙々と指揮と録音技師の指示に従う、といった態度に見えましたと語っていたという。しかし、結果として生まれた音盤は、1960年代のウィーン・フィルの良さを最も素直に出したものとして今なお評価が高い孤高の名演としてコレクターの耳を満足させている。ハンス・シュミット=イッセルシュテット、ウィーン・フィルのベートーヴェン:交響曲チクルスの1枚。エリック・スミスは英DECCAの敏腕プロデューサーだった。その父親だった指揮者。ウィーン・フィル初のステレオ録音全集が、カラヤンではなかった理由はそこにありそうだ。ズービン・メータの展覧会の絵の録音に立ち会った、某音楽雑誌の編集者はメータは不満を持ち撮り直すだろうと予見したが、プレイバックを聴いたらその場で聞く音とは比較にならない良い出来に化けていたという。デッカツリーの威力を示すエピソードですが、演奏家よりレコードを作る匠たちが工夫を極めていた時代。1967年録音。ステレオ盤では「ワルター/コロンビア交響楽団」と並び称される名盤。ワルターの「田園」がいかにも心を浮き浮きさせるような演奏に対し、イッセルシュテットの演奏を一言で言えば誠実と言う事でしょう。自己を出すのでは無くひたすら音楽に尽くすことで、そこに強い音楽の感動が生まれてくる。そんな人ではないでしょうか。その成果の一つがこの「田園」でしょう。適切なテンポと、適切なリズム、それ故に名演となったのです。それがどれほど難しいことか。。。。。生真面目な表情の演奏ですが、ウィーン・フィルの音の美しさと英 DECCA の優秀録音が、この録音をちょっと辛口の名盤にしています。録音の優秀さは言うまでもなし、全集の中でも高域の抜けが良く、音には張りとエネルギー感があり、けしてワイド・レンジではありませんが中音域の充実したベートーヴェンらしい響きを聴かせます。CDでは聴けない DECCA の香りに満ちた音です。1967年初出。なお、録音セッション場所が、カルーショーの指輪で高名な ウィーンのソフィエンザール であることも我々コレクターにとって録音が素晴らしく嬉しい。『録音のデッカ』が録音したウィーン・フィルの録音。或いはウィーン・フィルのステレオ録音としての記念碑的なベートーヴェン交響曲全集として「初めて買ったレコードがこれでした」と言った、想い出と共に艶やかなウィーン・フィルの音色を忘れられないクラシック愛好家は少なくない録音ですね。そして、こちらは英 DECCA のオリジナル・プレスだと、とてもヌケの良い録音ですね。とアナログ・オリジナル盤でのウィーン・フィルの音色の良さに感動させられるクラシック愛好家は多い。CD でもデッカのベスト名盤として欠かせることが出来ないようで、カタログから消えないほどである一方でシュミット=イッセルシュテットって誰と言った若いクラシック・ファンには認識が低下しかけているそうで心配。ウィーン・フィルの弦は艶やかで、と言った表現を録音評で見かける時に若いクラシック・ファンには、このレコード、、、つまりは CD になった音ではなくてアナログ盤、、、で聴く音なんだなと意識していて頂きたいです。こりゃ凄いと唸ってしまうほど、デッカ盤の綺麗な録音。ステレオ初期のウィーン・フィルの最初のステレオ・セッション録音。ステレオ録音黎明期(れいめいき)1958年から、FFSS ( Full Frequency Stereo Sound )と呼ばれる先進技術を武器にアナログ盤時代の高音質録音の代名詞的存在として君臨しつづけた英国 DECCA レーベル。レコードのステレオ録音は、英国 DECCA が先頭を走っていた。1958年より始まったステレオ・レコードのカッティングは、世界初のハーフ・スピードカッティング。 この技術は1968年ノイマン SX-68 を導入するまで続けられた。英 DECCA は、1941年頃に開発した高音質録音 ffrr の技術を用いて、1945年には高音質 SPレコードを、1949年には高音質 LPレコードを発表した。その高音質の素晴らしさはあっという間に、オーディオ・マニアや音楽愛好家を虜にしてしまった。その後、1950年頃から、欧米ではテープによるステレオ録音熱が高まり、英 DECCA は LP・EP にて一本溝のステレオレコードを制作、発売するプロジェクトをエンジニア、アーサー・ハディーが1952年頃から立ち上げ、1953年にはロイ・ウォーレスがディスク・カッターを使った同社初のステレオ実験録音をマントヴァーニ楽団のレコーディングで試み、1954年にはテープによるステレオの実用化試験録音を開始。この時にスタジオにセッティングされたのが、エルネスト・アンセルメ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団の演奏によるリムスキー=コルサコフの交響曲第2番「アンタール」。その第1楽章のリハーサルにてステレオの試験録音を行う。アンセルメがそのプレイバックを聞き、「文句なし。まるで自分が指揮台に立っているようだ。」の一声で、5月13日の実用化試験録音の開始が決定する。この日から行われた同ホールでの録音セッションは、最低でも LP 3枚分の録音が同月28日まで続いた。そしてついに1958年7月に、同社初のステレオレコードを発売。その際に、高音質ステレオ録音レコードのネーミングとして ffss( Full Frequency Stereophonic Sound )が使われた。以来、数多くの優秀なステレオ録音のレコードを発売し、「ステレオはロンドン」というイメージを決定づけた。
GB DEC SXL6329 ハンス・シュミット=イッセルシュテット…
GB DEC SXL6329 ハンス・シュミット=イッセルシュテット…