地元からの応援があったからこそ。 ― 今後のオーケストラ・コンサートのあり方を変えるエポックメイキングが、熊本地震を復興させる応援として地元のNPO団体、くまもと音楽復興支援100人委員会の旗振りで地震発生から一年後の2017年4月14日に実現させた、マーラーの「復活交響曲」の演奏会は熊本だけでなく、音楽家に出来る復興支援の雛形になるでしょう。事実、8月には「千人の交響曲」が熊本県立劇場で開かれる。NHK教育テレビの長寿番組、N響アワーを発展させた番組「クラシック音楽館」で6月11日に「第1859回定期公演Cプログラム(ファビオ・ルイージ指揮、ブラームス・交響曲4番)」の後に、九州で音楽のメッカを誇っていたにしては残念なことであるが、(フェースブックページで面倒なコメントが有り、対処に時間をとられたため、この部分未完です。)19世紀までは聴衆にも、各地の演奏家にも有名演奏家が演奏旅行をするときにレパートリーとして貰うことで広まっていった作曲家の名声。20世紀になるとラジオで自作が演奏されるのを楽しむ様になった。英国を代表する、この作曲家は、そうしたメディアの時代に乗り合わせ国際的に評価を受ける存在になっていく。何しろ磁気テープ録音も登場していない時代ですが、複数のテイクを重ねる熱心さでした。エルガーは機械録音から電気録音への進歩を体験。ソロ楽器とオーケストラのバランスに苦心した時代であったことで、レコード発売には最良のテイクを選んでいたようで残された良質のラッカー原盤からステレオ再生さえ可能にしています。世界で最初にステレオ録音のLPが発売されたのは1958年のことである。それに先立つこと3、4年前、1954~55年頃から各レコード会社はスタジオで実験的にステレオ収録を始めており、58年にようやく機が熟したと判断して商品化に踏みきったのである。もっとも当初はステレオ再生装置はほとんど普及していなかったので、モノーラル盤と並行して少枚数のステレオ盤が市販されたに過ぎなかった。どんな技術開発でもそうなのだが、ステレオ録音には長い前史がある。1881年のパリ国際電気博覧会で、すでに複数のマイクロフォンから収音した音を両耳で聴くと立体的に聞こえるという実験がなされ評判を呼んだ。寺田寅彦がレコード再生機から伸びた聴診器の出来損ないのようなチューブを耳に押し込んで聞いている男女の姿を見て嘆いてもいる。1930年代初めにアメリカのニュージャージー州のベル研究所で、2本のマイクで演奏を同時収録しステレオ録音を行う本格的な実験が数多く行われた。ストコフスキー指揮のフィラデルフィア管弦楽団が奏でるスクリャービン「プロメテウス」、ムソルグスキー「展覧会の絵」の一部などのSP録音(1930~31年)が現存する。
マイクロフォンの登場を受けて、エルガーは彼自身の指揮で数多くのレコードを残した。ロマン派音楽の時代の最後に花開いた英国が最も誇りにする作曲家エドワード・エルガーは1857年6月2日、ロンドン西方のウースター州に生まれた。モールヴァン地方の美しい自然に囲まれて育ったエルガーは、楽器商を営む父親 ― ウースター大聖堂のオルガン奏者でもあった ― のもとでピアノ、オルガン、ヴァイオリンなど様々な楽器に親しみ、作曲も含めて楽器演奏のほとんど独学で身につけた。加えてエルガーはイギリスの作曲家の中で、ベンジャミン・ブリテンと並んで自作自演の録音が多い。移動録音を可能にしたモービル車(トラック型の簡易録音機材運搬車)の登場によって、エルガーのイギリス国内各地での演奏会はライブ録音されて、英国全土でラジオ放送で聴かれることになった。そのエルガーの序曲《コケイン(ロンドンの下町)》自作自演を最初において、1980年に創立50年をアニヴァーサリーして、4枚組LPレコードでリリースされた。BBC交響楽団を指揮しているのは、エドワード・エルガー、エードリアン・ボールト、フリッツ・ブッシュ、アルトゥール・トスカニーニ、ブルーノ・ワルターら指揮者の大名前が連なる。大変に立派な演奏録音に対して、驚きを覚える。英、独、伊、米の多彩な国籍の布陣で興味深い。第2次大戦前夜の記録でもある。戦争に備えて録音技術に力が注がれ、ナチス・ドイツを避けた演奏家がロンドンに頻繁に演奏に訪れていた。ナチスを歓迎するブルジョワは戦争前の好景気に沸き立っていた。SP録音の復刻、テープ録音のモノーラルなど、いろいろ。トスカニーニ指揮の「田園」など、米国のNBC交響楽団にあらず英国のBBC交響楽団というところがミソ。メンバー一覧によると、1936年時、首席ホルン奏者の名前にオーブリー・ブレインというビッグネイムが見える。デニスの父親である。ちなみに、デニス・ブレインはホルン奏者として3代目だった。
いずれもグラモフォン録音で英EMIから発売された1930年代の録音。(フェースブックページで面倒なコメントが有り、対処に時間をとられたため、この部分未完です。)1933年4月11日、マイクロフォンを2つ吊るして、それぞれを2枚の原盤に同時収録したエルガー指揮の「コケイン」序曲はステレオ録音(フェースブックページで面倒なコメントが有り、対処に時間をとられたため、この部分未完です。)ヴォーン・ウィリアムズの「タリスの主題による幻想曲」。BERLIOZ Overt. King Lear op. 4 - BLISS Music for strigs - SIBELIUS Symphonic poem op.55」。BBC交響楽団は、1930年に創設されたばかりでボールト卿が初代主席指揮者で当時40歳代であった。フリッツ・ブッシュ指揮モーツァルト・交響曲36番「リンツ」、(フェースブックページで面倒なコメントが有り、対処に時間をとられたため、この部分未完です。)という英国オーケストラの事情の中で、BBC交響楽団は英国内有数のオーケストラの中にあってヨーロッパ・オーケストラの香りがし、スピードと緊張感に富んだ緩急織り交ぜたカンタービレが魅力、録音も1930年代としては残響も感じられるバランスよい録音。放送録音には即時性とアーカイヴされること無く役割を終える点からマイナスに傾くこともあるが、英グラモフォン社によって録音された1930年代の凄演揃いだ。(フェースブックページで面倒なコメントが有り、対処に時間をとられたため、この部分未完です。)1980年初発、4枚組。
GB BBC BBC 4001 エルガー&ボールト&ブッシュ&トスカ…
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