34-20042
通販レコード→仏ゴールド・アンド・ライト・グリーン黒文字盤

FR DUCRETET THOMSON LPG8320 ヘルマン・シェルヘン ハイドン・交響曲103番「太鼓連打」、80番

商品名FR DT LPG8320 ヘルマン・シェルヘン ハイドン・交響曲103番「太鼓連打」、80番

ヘルマン・シェルヘン、ハイドンを振る。曲の構造を俯瞰して聴かせ、情緒に溺れない毅然としたフレージングに20世紀音楽の旗手の才覚が煌めく。 ― ロンドン・セット(全12曲)は世界初の全曲録音となったものです。表現主義の熱い洗礼を受けたドイツの指揮者、ヘルマン・シェルヘン(1891〜1966)は、20世紀音楽の旗手(演奏・作曲・著述)としても活躍していましたが、活動の主軸はバッハやハイドン、ベートーヴェンといた古典作品の演奏に独自の主張を盛り込んだことでも知られており、そのキャパシティには実に広大なものがあり、場合によってはデフォルメも辞さなかった作品解釈の面白さでも知られています。なかでもハイドンはシェルヘンにとってバッハ、ベートーヴェン、マーラー、シェーンベルクと同様、非常に大事なレパートリーであるばかりでなく愛情を注いだ音楽家でした。『天地創造』、『十字架上の七つの言葉』、チェロ協奏曲二長調・・・。なかでも交響曲は第2回目の公式コンサート(1914年)から死の一月前(1966年5月)まで取り上げるほどのお気に入りで、特に『軍隊』は3つの録音があります。1951年から58年の期間、ウィーン国立歌劇場管弦楽団とウィーン交響楽団で、第92番「オックスフォード」から第104番「ロンドン」までの13曲の他、愛称を持つ人気曲の殆どを録音している。「シュトゥルム・ウント・ドランク期」の録音に個性がよく現れていて、第45番『告別』終楽章最後のアダージョで、奏者が退場していくときに『さようなら( Auf Wiedersehn )』と言わせるなど、切れ味の鋭さだけに終わらない柔軟なアイデア(ユーモア?)もみせてくれているのが印象的です。シェルヘンの演奏はいずれも独特の風合いをもったものが多い。それがハイドンにおいては逆に適合している感じを受けた。確かに切れ味は鋭いし、今聴いても少しも古めかしい印象は持たない。モダン・オーケストラによる一つの極致を示したものだ。1951年録音。まず驚くのが、腹に響く重低音。モノーラル録音の完成期を実感する。ステレオ録音へ移行する時期は画期的な録音実験が実践されていた。その録音技術のアイデアだけではなく、シェルヘンの音符を直接音にするというよりは、曲の構造を俯瞰して、各楽章を明確に描きわけ、また、曲の構造を解析して聴かせる、情緒に溺れない毅然としたフレージングが効果をあげている。シェルヘンは戦後のヨーロッパで積極的な活動を展開していたアメリカのウェストミンスター・レーベルのメイン・アーティストとして膨大なアルバムをセッション録音で制作していますが、それら個性的な演奏の数々はまさに宝の山。ウェストミンスターでシェルヘンが制作したLPは120枚分に及ぶといいますが、そのほとんどをプロデュースしたのが1951年にウェストミンスターに入社したクルト・リストです。クルト・リストはヴェーベルンに師事した作曲家で音楽学者でもあり、シェルヘンやレイボヴィッツと多くの仕事をしました。本盤は、米ウェストミンスター・レーベルでの発売があるが、仏 DUCRETET THOMSON 盤。ジャズ、クラシック音楽のレーベルで、「デュクレテ・トムソン」と日本語表記されるフランスのレーベル。「 La Voix Du Monde ( The Voice Of The World ) 」を宣伝コピーとしていたラジオチューナー製作会社「デュクレテ」(1901年設立)が、1950年代にレーベルを設立した。中古レコード市場ではレア扱いされているために価格が高価なレコードが多い。白い石像が印象的で絵画的なレーベルは初版のデザイン。
FR DT LPG8320 ヘルマン・シェルヘン ハイドン・交響曲1…
FR DT LPG8320 ヘルマン・シェルヘン ハイドン・交響曲1…