34-13424

商品番号 34-13424

通販レコード→独後期ラージ・ドッグ黒文字盤 DMM

UKチャートでは1年間にわたり1位をキープ、世界的モンスター・アルバム ― クロスオーバー・ヴァイオリニストの開祖かつ最大のHEROとして、桁違いの実力とステータスをもつ稀代の芸術家、ステージ上で華やかに舞い、ヴィジュアル性の高いナイジェル・ケネディの最大の出世作、ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」。1989年に発売され、クラシック・チャート1位、総合チャートで6位となり、クラシック作品として史上最高の200万枚以上の売上を達成してギネスブックに認定されました。そこに興味を持ち今回聴いてみたが表紙のパンキーなヘアスタイルから彷彿させる、そのパフォーマンスはインパクトがあって面白い。ヴィヴァルディの時代にはヴァイオリニストのソロはロックのギターソロのように注目を浴びたというが、本盤はそれを現代に蘇らせているのかもしれない。多くのヴァイオリニストが、同一曲を複数回、録音するがケネディも、このクラシックのマスターピース中最大の有名曲に四半世紀ぶりに再び取り組みました。2011年に自作の『フォー・エレメンツ』でソニー・クラシカルに移籍して以来、3枚目のソロ・アルバムとなる新作は移籍当初から発売が噂されていた。2003年に録音したベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とのEMI盤を挟んで、ケネディにとって通算3度目の『四季』ということになります。ケネディ自身は新録音盤についてこう語っています。はじめてヴィヴァルディの四季を聴いたとき、なんて退屈な曲かと思った。誰もがあくびが出るようなやり方で弾いてたからね。スペインのコンサートでこの曲を弾いていた時、突然、ここに流れる途方もないエネルギー、美しいメロディ、そして激しいコントラストがあることに気付いたんだ。この曲にはミュージシャンとしての僕自身を刻印するに足るあらゆるものがあるってことにね。25年前に僕が出したCDで、みんなもそのことに気づいてくれたと思う。それから25年経った。25年前と同じように弾くなんてもちろん考えられない。今回のアルバムは、以前の自分とはまったく異なる演奏をしたいと思って手掛けたものだ。僕にとってヴィヴァルディとは、真にグレイトなメロディ、グレイトなオーケストレーション、途方もないエネルギーのぶつかり合いなんだ。ヴィヴァルディはこの作品の中に、何度も聴きたくなるような、そして何度も演奏したくなるような、恐ろしいほどの生命力を吹き込んでる。今回の僕の四季は、〝リライト(書き換え)〟とでもいうべきもので、ヴィヴァルディの音楽のエッセンスを発展させたものだ。マッシヴ・アタックのドラマー、デイモン・リースや、ポーランドおよびイギリスのトップ・ジャズ・ミュージシャンも参加するといった新鮮なアイデアとサウンドを持ちこんで、まったく新しい21世紀の新「四季」が誕生。ケネディにしかできないアプローチでワン・アンド・オンリーの世界を作り上げています。ケネディのクラブステージのデビューは14歳の時で、ジャンゴ・ラインハルトの偉大なスウィング・ヴァイオリンのパートナー、ステファン・グラッペリとの共演でした。これはケネディの人生のうち、リズミカルな大胆さを身に付けた瞬間だったといいます。バックを務めるのは、ソニー・クラシカルへのデビュー盤同様「オーケストラ・オブ・ライフ」。このアンサンブルは、主にポーランドと英国の若手ミュージシャンで構成されており、作曲家としてケネディが望んだ通りの、ジャズ、ロック、クラシックのレパートリーと即興を行うことが可能なマルチジャンルのアンサンブル。とても有能で音楽に入れ込んだ若いミュージシャンの集まりだ。彼らと共演することによって、僕の描くヴィジョンを完璧にすることができるとケネディが全幅の信頼を寄せています。
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世界を代表するヴァイオリン・ヴィルトゥオーゾと評され、英国が誇る奇才、ナイジェル・ケネディ(Nigel Kennedy)は、1956年12月28日にイングランドに生まれたヴァイオリニスト、ヴィオラ奏者。これまでに、ブリット・アワード賞、BPI アワード賞(イギリス)、エコー・クラシック賞、バンビ賞(ドイツ)、クラシック・アマデウス・プライズ賞(オーストリア)、グラミー賞(アメリカ)をはじめとする数々の輝かしい受賞歴を誇り、国際的に高い評価を得ている。その高度な技術、特異な才能、クラシックの枠を越えた独自の音楽性は現代の音楽シーンに大きな影響を与えている。6歳よりユーディ・メニューイン主宰の音楽学校でヴァイオリンを学び始め、在学中に出会ったジャズ・ヴァイオリニスト、ステファン・グラッペリとの共演でジャズにも目覚める。15歳の時に渡米、ニューヨークのジュリアード音楽院にて名教師ドロシー・ディレイに師事する。1977年にロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールにて、リッカルド・ムーティ指揮フィルハーモニア管弦楽団との共演でプロデビューを果たすケネディは、このロンドン公演当日の朝、燕尾服をニューヨークに忘れて来た事に気付き古着姿で演奏したことでセンセーショナルを呼んだ。やがてジャズやロックなど、オールラウンドにクロスオーバー活動をする。1980年にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と初共演。世界的活躍が著しく、ヨーロッパ、北米、中南米、東南アジア、そしてオーストラリアなど世界を舞台に、一流オーケストラや指揮者と共にツアーを重ねている。1984年には28歳で録音したエルガーのヴァイオリン協奏曲が300,000枚以上のセールスを記録して、グラモフォン誌「レコード・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞したほか、BPI アワードにて「ベスト・クラシカル・アルバム・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞した。そして1989年に発売されたヴィヴァルディの「四季」は、クラシックのヒット・チャートでは1位、ポップスまで含めた総合ヒット・チャートで6位となり、クラシック楽壇以外の場でもその名が広く知られる事になる。この「四季」で、クラシック作品として史上最高の売上(200万枚以上)を達成したとギネスブックに認定された。2002年9月にポーランド室内管弦楽団の音楽監督に就任。2007年に「Polish Spirit」と題された同アルバムを発表し、このアルバムは世界において数々の賞を受賞した。2006年に、ロン・カーターやジャック・ディジョネットらと共に初のジャズ・リーダー作「ブルーノート・セッションズ」を発売。ジャズの作曲にも優れた才能があることを発揮しジャズ・ファンからも好感を得た。2010年には主にケネディのオリジナル作品が含まれた最新アルバム「SHHH!」がリリースされ、このアルバムには、ボーイ・ジョージをシンガーに迎え、ケネディが故ニック・ドレイクの「リバーマン」を編曲したものが収録されている。近年、若手ポーランド人アーティストをメインに構成されたオーケストラ、「The Orchestra of Life」を立ち上げ、同オーケストラは2010年4月、デューク・エリントンやバッハなどのユニークなプログラムを引っさげてのドイツでのツアーデビューは大成功を飾った。2011年はケネディが作曲した「Four Elements」を披露。「Four Elements」はその名の通り、4つの自然要素、地、水、空気、火を意識した作品で、アコースティック、エレクトリック楽器がそれらの要素を見事に表現した作品となっている。そして、独自のスタイルを取り入れた新たなヴィヴァルディ「四季」をリリースした。ケネディは複数のエレクトリック・ヴァイオリンのほかに、1732年製クレモナのカルロ・ベルゴンツィを使用している。
1989年に発売され、クラシック・チャート1位、総合チャートで6位となり、クラシック作品として史上最高の売上(200万枚以上)を達成してギネスブックに認定されました。
DE  EMI  7 49557 ナイジェル・ケネディ ヴィヴァルデ…
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ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲「四季」
ケネディ(ナイジェル)
ワーナーミュージック・ジャパン
2013-05-29