思わず歌い出してしまう。巨匠ナヴァラとともにする、贅沢な趣向。自然な素晴らしい録音。詩情豊かな日本のうた。これこそ、音楽性とオーディオ性との調和。 ...本文を読む
通販レコード・新着盤
GB PYE GSGC14057 アンドレ・ナヴァラ サー・ジョン・バルビローリ ハレ管弦楽団 エルガー チェロ協奏曲、エニグマ変奏曲
ナヴァラの豊かだが、媚びのない真っ直ぐ一直線のチェロに耳が惹きつけられる。更に、全霊を込めた指揮とそれに食らいつき一体となったハレ管の一生懸命さ。 ...本文を読む
GB PYE GSGC4052 サー・ジョン・バルビローリ ハレ管弦楽団 エルガー 交響曲1番
19世紀末、落日間近い大英帝国の「威厳」と「過去の栄光」が交錯する音楽パノラマ。PYE録音の溌剌とした覇気は、この曲特有のノスタルジックな美しさを全面に出している時代を思わせない生々しい録音。 ...本文を読む
GB PYE GSGC14010 ジョン・バルビローリ ハレ管弦楽団 ドビュッシー 海 ラヴェル ダフニスとクロエ
最初期のステレオということもあって、粗っぽいサウンドではありますが、ダミ声とは違う、生き生きとした様子が十分に伝わる迫力に富む演奏が多いのが特徴。 ...本文を読む
IT PYE KDLC15011 ジョン・バルビローリ ハレ管弦楽団 序曲集
サー・ジョンも歌の人だな。情動的でロマンティックでおセンチ。〝その音符を愛してください、愛がそこから湧き出るように〟ヴィブラートの不揃いも胸をかきむしる。壮年期の充実の時を迎え、目覚しい発展の途上にあったハレ管との、1950年代の録音を集めた名曲コンサート。 ...本文を読む
GB PYE GSGC14005 ジョン・バルビローリ ハレ管弦楽団 ベルリオーズ 幻想交響曲
バルビローリが演じれば、サー・ジョンの幻想交響曲になっている、これぞ真の芸術家と呼びうるものか。〝ワタシ、この旋律が好きなんです〟という思いが伝わってくる。かなり個性的な演奏ですが、だから音楽は面白い。 ...本文を読む
GB PYE GSGL14009 ジョン・バルビローリ ハレ管弦楽団 アルフレード・カンポリ アンドレ・ナヴァラ ブラームス ヴァイオリンとチェロのための協奏曲
楽器が放つ音に色彩や音量の変化を綿密に施していくカンポーリの音楽性は、トルソーの少女像が甘美な官能的なものに変化していく様な艶めかしささえ思わせる。 ...本文を読む
DE EMI C187-93 534-35 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー リンドベルイ=トルリンド ゼネルステット ストックホルム・フィルハーモニー管 ブラームス ドイツ・レクイエム
フルトヴェングラーのドイツ・レクイエムの録音の中では一番状態の良いもので、繰り返しリイシューされてきた、ライヴにかける気迫がダイレクトに伝わる名演。 ...本文を読む
FR VSM 2701241 PM322 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ブラームス ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 交響曲1番
名演の多い中、この1952年のライヴは気迫と凄まじい表現の点で決定版。ウィーン・フィルの艶めかしい弦楽器が濃厚な色彩を帯びる第2楽章は聴き所です。 ...本文を読む
FR VSM 2C051-01.239 ユーディ・メニューイン ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ルツェルン祝祭管弦楽団 ブラームス ヴァイオリン協奏曲
フルトヴェングラーについては評判やレコードから十分な知識をもっていたので、彼の指揮による演奏がきっと異常な経験であろうと推測していた、メニューイン。 ...本文を読む
FR VSM FALP30.037 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ベートーヴェン 交響曲3番「英雄」
数あるフルトヴェングラーの「英雄」のうち最も正統的で風格がある。落ち着いた足取りから滲み出る滋味の深さ、ずっしりとした手応えは比類なく味わいが濃い。 ...本文を読む
FR VSM FALP30.031 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ウィーン・フィル ベートーヴェン 交響曲7番&「コリオラン」序曲
第2楽章は、ことによるとクレンペラーを凌ぐかもしれない。心の通いきったヴィオラ、チェロが奏でる昇華された涙の表現は曲が盛上るにつれて感動が高まる。 ...本文を読む
JP 東京芝浦電気 HA1012-3 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー バイロイト祝祭管 シュヴァルツコップ ホップ ヘンゲン エーデルマン ベートーヴェン 交響曲9番
記録のための演奏が心動かす。この時代の、この演奏者の、この会場がそういう素晴らしい演奏を花開かせ一瞬にして消える。これが、この第九の素晴らしさだ。 ...本文を読む
GB DGG SLPM138 024 オイゲン・ヨッフム バイエルン放送交響楽団 ベートーヴェン 交響曲5番「運命」
ベートーヴェン創造の原点はここにありと云わんばかりの錯覚を起こさせる稀有な名演だ。質実剛健なサウンドによる、楽聖の面白さがダイレクトに迫ってきます。 ...本文を読む
DE DGG SKL109-111 オイゲン・ヨッフム ベルリン・フィル フィッシャー=ディースカウ ゼーフリート ケート モーツァルト コジ・ファン・トゥッテ
デスピーナこそこの物語の主役と考えるならエリカ・ケートははまり役だ。フィッシャー=ディスカウの芝居がかった台詞回しも悪巧みなお巫山戯が実に愉しそう。 ...本文を読む
DE DGG 2727 003 オイゲン・ヨッフム ベーメ ゼーフリート シュトライヒ ホルム ヴェヒター バイエルン放送響 ウェーバー 魔弾の射手
骨太でドラマティック、ゲルマン的な「魔弾の射手」。歌手も粒揃いで、どの場面も遜色のない仕上がりなので、この作品のスタンダード盤として推薦できる。 ...本文を読む
FR DGG 413 824-1 リタ・シュトライヒ オペラ・アリア&歌曲集 Rita Streich – Portrait
人間業じゃない。とシュトライヒのコロラトゥーラに驚いて楽しむ向きには、何も言葉はない。1950年から60年代にかけて最も魅力的なソプラノとして世界の音楽ファンを魅了しつづけたことも隠しようのないことだから。 ...本文を読む
DE DGG SLPM138 118 ニカノール・サバレタ エルンスト・メルツェンドルファー ベルリン放送交響楽団 ボイエルデュー ロドリーゴ ハープ協奏曲
地中海の陽光が降り注ぐスペインのバレンシアの輝きのようだ。ロドリーゴが幼児期に失明しているのですが、そうは信じ難いような、鮮やかで珠玉の作品です。 ...本文を読む
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